春の新番組の一つ、『プリマダム』。見ました。とりあえず何を目当てにチャンネルを回したかといいますと、単に小林十市見たさでございます。
小林十市といいますと、弟は柳家花緑という噺家さんで、おじいちゃまは柳家小さん。何故アンタだけダンサーなのですか?という変わった家系の一流ダンサーなのでございます。ベジャールの下にずっといてらっしゃったそうな。あまり詳しくはないのですが、十代の頃、ベルギー国立かどっかにいらっしゃったような記憶があるのですが。その頃一度テレビで観て、「おぉ、若いのに凄い踊るダンサーがおるんやなぁ・・・。」と感心した覚えがあります。当時はまだホントに少年で、身体も薄っぺら~い印象があるのですが、すっかり立派におなりになりました。(でも顔は花緑にそっくり・・・。さすが兄弟)
2年ほど前にNHKの子供番組の中でタキシードに身を包み、優雅に踊りながら納豆を練ったり、雑巾がけをしたり、洗濯物を干したり・・・となかなか興味深い踊り(?)を披露しておりましたが、今日もドラマの中で、雑巾がけとモップがけをしておりました(笑)。変な話、納豆を練っていても踊りになっておりましたよ。非常に素晴らしいダンサーだと思いました。(NHKの子供番組はいつもかなりの一流どろこをひっぱり出してきます。そういうところが凄いと思うな。)
ところで、あれ、熊川哲也がやったら似合わんやろねぇ(笑)。十市くんだからなんとなくハマるんでしょうな。
ドラマの内容に関しては今のところ感想らしい感想もないのですが、とりあえず突っ込ましてもらいますと、オペラ座で踊るようなダンサーがあんなにこじんまりしたバレエ教室を開くとは思えない!そして、その辺の主婦対象のクラスを直接担当するとも思えない!!掃除のパート代をレッスン料にして指導してくれるはずもない!!!そんな教室があれば迷わずに入会します。掃除も一日中ボランティアでします。
とりあえずドラマを見ながら一緒にバーレッスンをしておきました(笑)。小林十市のレッスンを只で受けたという事で・・・(爆)。
あ、そういえば、一箇所「わかるなぁ・・・。その気持ち。」という箇所がありました。遠い昔にバレエを諦めた黒木瞳が使っていたトゥシューズを捨てきれずにいて、それを胸に抱いて涙するシーンがありました。
そう、・・・トゥシューズ、捨てられないのですよ。私も最期のトゥシューズはかなり長い間捨てられずに押し入れの中にしまってありました。汗が染みになっていて、松脂がこびりついて、先っちょが破れて中身が覗いていて、先っちょの真ん中がもうふにゃふにゃになっていて・・・。きっと水虫の菌がてんこ盛りで繁殖していて、中は血まみれで、臭くてボロイだけの使い古しだったのですが、捨てられない・・・。捨てたのは本当に最終的に踊る事を諦めた時でしたね。そんな思いをふと思い出した、ちょっと胸が痛いシーンでした。
今さらバレエを習いに行く気もしないのですが、DVDかなにかでシェイプアップに基礎レッスンを密かにするのも悪くないと思っています。特に!出産後の尿漏れ対策(汗)にはうってつけの運動です。これを読んでいる経産婦さん、一緒にいかがでしょうか(爆)?
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