丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

書類の嵐

2006年04月18日 | お仕事
 介護保険の改訂に関するお上からのお達しのお陰で、リハビリ業界がてんやわんやというお話は先日もちょこっと触れましたが、四月に入りその影響がじわじわとやってきています。
 まずは何がえげつないって、あなた、書類の数が膨大に増えそうです。今でも月末と月初にかけては報告書が目白押しで、担当している利用者が多いと書かなければならないレポートも半端ではありません。もっとも、私はかなり仕事を抑えているので、そんなにたくさんないのですが・・・。いや、言い換えればですね、そういう雑務があるから、あえて仕事量を控えているというのも事実。だってなかなか時間が取れないし、手を抜くわけにも行かないし。そうなったら、数を減らすしかおまへん。
 それが、今回の改訂で窮地に陥れられた訪問リハ業者は、なんとか生き残るために自衛策として、少しでも情報の不備をなくそうと手を尽くしているのですが、その結果として、提出物が激増するということになってきました。
 はっきり言って、何のために仕事をしているのかわからなくなりそうです。私たちは患者・利用者に直接向き合ってナンボの世界だと思っています。勿論、自分の仕事に確固たる裏づけをするための書類は必要です。でも、こんなに何から何まで書類・書類じゃ、人間に向き合う時間がなくなりますぞ。それにこのIT時代に、なんでこう、紙の書類ばかりが増えていくのか・・・。個人情報の漏洩だとか、ウイニーだとか、ITを使用しての情報処理がリスクが高いというのもわからないでもありませんが、事務所に行っても自分のデスクもなく、自発・自着の仕事をしている私たちにはPCでの仕事が出来なければどないもこないもしょうがおまへん!・・・ついでに言うなら、私の場合、一件ナンボで働いているので、雑務処理の時間は賃金に結びつかないんですよ・・・。夜なべ仕事をしていても、残業にはならないのです。あぁ、厳しい現実・・・。
 もう一つの職場の方も、新しい制度に乗っかるために新たに書類作りをしています。これは自分で考えて、自分で書かなきゃならないという・・・。大雑把でいきあたりばったりの私にはめちゃめちゃ不向きの仕事です。
 厚生労働省よ!お願いだから、民間リハ業者を虐待しないで下さい~!!


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