ユニバーサル・スタジオ・ジャパ～ン！！

　夏休みらしい事をしようと思って、亭主と二人、なんとか一日仕事を休みまして家族そろってＵＳＪに行きました。いやはや、前回行ってから六年ぶり？　どんだけご無沙汰しているのでしょうか。

　前回はチビ太郎がまだ二歳だったので乗り物もあんまり乗れなかったのですが、今回は身長制限にひっかかる事もなく色々と楽しめました。チビ子とチビ太郎は意外に怖がりで、とにかく最初に「どんなん？　怖いの？　怖いの、嫌！」という言葉で始まるのです。並んでいる間もずっと「え～、怖いのいや～～～～～！」とブーたれているのですよ。まったく（笑）。ほんでもって実際に体験すると「めっちゃオモロイ！」と言って大うけしているのですから、なんともいい加減なチビ共なのであります。

　ちなみに二人のお気に入りは「ジュラシック・パーク・ライド」だそうで、特に最後の急流すべりでの激濡れには大爆笑していました。特筆すべきは「バックドラフト」という化学工場での大火災を再現したアトラクションでのチビ太郎の怖がりっぷり！　まるで野生の動物が焚き火を恐れるかのように、目の前で炎が上がった途端にしっぽを巻いて（無いけど）、耳を倒して（倒れないけど）亭主の後ろにサササササッと逃げ込んで、キャインキャイン（鳴き声）といった感じでした。まぁ、元々、チビ太郎は柴犬にそっくりなので、きっと火が怖いのでしょう（笑）。

　ＵＳＪの暑さ対策でしょうか、あちらこちらで水を多用したアトラクションがありまして、どこに行ってもずぶ濡れになってしまうのです。中にはストリートでいきなりダンス・ショーが始まって、最後には観客に大量の水をぶっかける！という趣向のパフォーマンスがありました。おかげで身体が乾く間もなく、すっかり雑巾臭い悪臭に包まれるというイヤなおまけまでついていました（笑）。

　朝の九時から夜の九時までという超強行スケジュールで楽しんだ一日で、腕やら顔やら真っ赤っかに日焼けしてしまいました……。

　ところでふと思ったのですが、ああいうところで働いている人達はホント、大変ですなぁ。観客を楽しませるために一日中アッチで踊り、コッチで踊り、暑くて大変だろうにニッコニコの笑顔を振りまいて。歌も踊りも結構レベル高いと思いますよ。掃除をする人達だって、皆とっても愛想が良くって。きっと契約社員とか、アルバイトさんが多いだろうに、しっかりと教育されてます。絶対に給料以上の仕事をこなしているんだろうね……。
　確かにお金はかかるけど、一日あれだけ楽しませてもらえるのだから、本当に皆さんいい仕事してます！！　これからも頑張ってくださいな！！

　帰り道、チビ子に聞きました。
「楽しかった？」
「うん！」
「また来たい？」
「うん！！　何年か後に」

…………何年か後でいいのか？　うううううううん。あっさりした娘……。



次に行くとしたら、千葉のネズミのお国でしょうか（笑）。う～ん、これまた高くつくぞ……。