丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

家庭訪問の巻

2007年04月30日 | お子様
 チビ子が小学校に上がって一ヶ月。環境の変化に弱いチビ子もそれなりに頑張ってなんとか乗り切った。予想通り、毎日のように「頭痛い~、お腹痛い~。」と訴えてはいるが、一度下痢をしただけで発熱することもなく、なんとか欠席せずに登校している。
 で、先日、家庭訪問があった。担任の先生が昼からやってくる。仕事を昼で切り上げて、すっとんで帰って、ひっくり返った家の中を掃除して、玄関も掃いて、準備万端。
 ところがやってきた先生は玄関から上がることなく、上がりかまちで座り込んで十分ほど話しただけだった。な~んだ、一生懸命掃除して損しちゃったよ。
 
ま、それはともかく。

 学校でのチビ子の生活ぶりを少し教えてもらったが、予想通りの姿だった。なんせ、背伸びが大好きなチビ子である。相当な優等生振りを発揮しているらしい。
「なんか、文句のつけようがないくらいキチンとしてるんですよ~、チビ子ちゃん。」
「……でもその反動が家で色々出てるんですよ、先生~。」
 なんせ、学校が始まってからオネショが復活してるんですよ。オネショなんて、年少さんくらいには卒業してたのに。毎日、頭痛と腹痛を訴えているんですよ。お友達に言いたい事を言えない子なんです。変に気を回しすぎるんです。
 そんな家の姿を一応先生に伝えておいた。

 ああ、チビ子よ。あんまり優等生してると後がしんどいぞ。ほどほどに手を抜く事も覚えておくれ。
 母ちゃんはハラハラしながら今日もチビ子を見送るのだった。


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