父の墓が出来た。実家と私の家の丁度中間くらいの、物凄く近い墓地に空きが出来たのでそこに墓を建てる事になったのは、ほんの半年ほど前の事。父は遠くの墓地が嫌だったらしい(笑)。
残暑の強烈な日差しの下で開眼法要をした。静まり返った墓地の中にお坊さんの読経が朗々と響いていく。線香の煙が時々強い風に流されるのを見ながら手を合わせた。
仏壇においてあった骨壷の中身が白い布袋に移され、墓の下に安置される。お骨は長い時間をかけて、この墓の下で土に還るそうだ。
知らなかったのだが、お墓の開眼法要というのは祝い事らしい。だからお供えの金封の水引は紅白で、表書きは「お祝い」。
へぇ、そうか……。考えようによっては、お墓が出来るという事は仏さんにとって新しい家が出来てそこに引っ越すようなものだ。要するに新築祝いなんだなぁ。
そんな事を思いながらピカピカ光っている墓石を眺めた。
残暑の強烈な日差しの下で開眼法要をした。静まり返った墓地の中にお坊さんの読経が朗々と響いていく。線香の煙が時々強い風に流されるのを見ながら手を合わせた。
仏壇においてあった骨壷の中身が白い布袋に移され、墓の下に安置される。お骨は長い時間をかけて、この墓の下で土に還るそうだ。
知らなかったのだが、お墓の開眼法要というのは祝い事らしい。だからお供えの金封の水引は紅白で、表書きは「お祝い」。
へぇ、そうか……。考えようによっては、お墓が出来るという事は仏さんにとって新しい家が出来てそこに引っ越すようなものだ。要するに新築祝いなんだなぁ。
そんな事を思いながらピカピカ光っている墓石を眺めた。
祖母のことも思い出しながら、読ませていただきました。
節目の法事を終えるごとに、悲しみは少しずつ癒えていくものですね。