丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

化粧

2009年11月23日 | 四方山話
♪あなた 死んでもいいですか 胸がしんしん痛みます
窓に映して 寝化粧をしても心は晴れません♪(By都はるみ)

あかんやろ~! 寝る前にはちゃんとクレンジングせんかい!
そのまま寝たら明日の朝、お肌ボロボロでますます心も晴れへんやろが~!
責任者でてこ~い!!(By人生幸路)

 と、まあ、とことん古い昭和ネタですんません(笑)。化粧ですよ、化粧。

 私、化粧はしません。独身時代それもOL時代は多少はしていましたが、二十代後半くらいからほとんどしなくなり、現在は冠婚葬祭以外は全くしてません。せいぜい日焼け止めと色付きリップくらいです。
 二十歳の頃に買った化粧品が、二回目の成人式を迎えた現在に至っても三分の一も使ってない状態という(笑)。口紅とファンデーションは使用不可となり遂に処分されたというひどい有様です。
「化粧くらいしたら?」とたまに言われますが、嫌いなんだもん。しょうがないやんか(怒)。

 子供の頃、習い事のせいで舞台化粧をしょっちゅうしていたせいか、化粧をすると顔の皮が一枚増えて皮膚呼吸が出来なくなるような気がしてイヤなんです。ついでに化粧をすると、大して塗ってないのにも関わらず「ものすご~く塗った」ような顔になってしまうので大層な感じがしてイヤなんですなぁ。
 それに加えてもう一つ理由があります。

 化粧というのは女にとっては一種の戦闘服だと思いません? 仕事に行く時、デートに臨む時、いかに自分を「出来る女」「可愛い女」に見せるか。そう、女にとっては化粧は「装備」なのです。
 ところがリハビリテーションの世界に飛び込んで必要とされることは「装備」ではなく「生身」での勝負であることが多くなりました。そして子供を持って、更に「生身」で「体当たり」が日常となったのです。
 利用者さん・患者さん、そして子供達と接する時、いかに自分をさらけ出すことができるか。自分をさらけ出して初めて、相手が自分を見せてくれる。そんな経験を重ねるうちに、化粧が邪魔になってきました……。「装備」を脱ぎ捨ててスッピンになることで、自分の「素」をさらけ出せるような気がしたのですよ。
 そのお陰で新年会恒例の二人羽織ではいつも前に座ってますが(笑)。まあ、これもスッピンだからこそ回ってくる役割ですわな。……いいのか悪いのか(爆)。

 私も立派なアラフォーです。そばかすはシミと化し、老人性のシミ(皮膚科のドクターに何度も言われた。繰り返すなっちゅうねん)は巨大化するし、シワは増えるし、たるみは出るし、老眼も出てきたし、ヘルニアで手は痺れるし、どんどん老化しております。実年齢よりも速く老化が進んでいるようにすら思う今日この頃ですが(笑)、老化に臆することなくこれからもスッピン勝負を挑んでいこうかと思う次第であります(笑)。

 化粧品屋さん、売り上げにご協力出来ずごめんなさい。





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