五月は散歩が楽しい。住宅街の中をぷらぷら歩いていると、ガーデニングを楽しむ家が多く、この時期はあちらでもこちらでも色とりどり、多種多様な花々が咲き乱れている。文字通り百花繚乱だ。秋も確かに花が多いが、秋の花は一応にオレンジ・黄色・白が多いような気がする。でも、春は本当にありとあらゆる色の花が咲いている。ちなみに我が家はぺんぺん草も生えない家で、ガーデニングにはトンと縁がない。(それは単に私がズボラで、花の世話を出来ないだけという話も一説にはある。)
美しく咲く花は数々あれど、その中でも飛びぬけて目を引くのがやっぱり薔薇だ。今年は何故か、特に薔薇が気になる。野薔薇のような小ぶりで繊細なものから、どこかの百貨店のシンボルマークのような真っ赤で大輪の「ほら見て~、私を見て~」といった風情の薔薇まで、あちこちで見られる。手入れが結構大変という話を聞いたことがあるが、思った以上にたくさんの家の庭先に薔薇が揺れているものだ。皆えらいなぁ、ちゃんと手入れして・・・、と感心してしまう。
薔薇といえばやっぱり美しい女性のイメージが強い。いやぁ、女と生まれたからには一度くらいは「君は薔薇より美しい」(by.布施明・・・古い)と言われてみたいものだ。私の好きな薔薇はやっぱり大輪の赤い薔薇。花言葉は「情熱」だそうで。私自身はちっとも情熱的ではないからか、情熱的でエキセントリックな、カルメンとかサロメのような女性に物凄い憧れを感じる。・・・実際になりたいとはあまり思わないけれど・・・。
意識して薔薇を見ているうちに、気付いたことがある。それは薔薇の花の終り方。♪薔薇は 薔薇は 気高く咲いて、薔薇は 薔薇は 美しく散る~♪(TVアニメ・ベルバラの主題歌・・・だから古いって!)というイメージが凄く強いのだが、実際に毎日通る道で出会う薔薇たちは、散るというよりはどうもそのまま色褪せて立ち枯れていく方が多いように思うのだ。緑の葉が瑞々しく生命力溢れる中で、しょぼくれて茶色くなって小さくなっていく様は、だんだん年老いていく小野小町みたいで寂しいものだ。こうして、私も年とるんかいな~、と溜息なんかついたりして。いっそ桜のようにぱっと散ってほしいものだ。
そんな事をコボしていたら、後部座席のチビ子に「散るのもあれば枯れるのもあるんや。人間も色々あるみたいに色んな花があるねん。そういうもんや。」と諭されてしまった。・・・はい、その通りです。(でも、あんた、六歳とは思われへんやろ、その言葉。どこかの坊さんの生まれ変わりとちゃうか。)
この歌を歌える人ってなかなかいませんよね(爆)
(歌えるくせに~と突っ込まないでくださいね。)
感情を込めて歌うのがポイントでしょうかね?
確かに薔薇の花って西洋の象徴って感じがして
桜の花とは対照的な感じがします。
ちえぞーさんは赤い薔薇がお好きなのですね。
何となく雰囲気にあっていると思いますよ。
私は水に浮かぶ白い蓮が好きです。
なかなか蓮が好きだという人は少ないです。
泥の中でも美しく咲いてなおかつ蓮根まで作成するなんて
一粒で二度美味しいそうゆう所がいとおしいかったりします。
しかし娘さん,凄い事をサラッと言ってますね・・。
末が楽しみですね~。
長々と失礼しました。深酒は気をつけまする。
あの唄は一番しか知りませんが、名曲だと子供心に感じ入っていたのでした(爆)。
蓮ですか~。いいですよね。極楽浄土の花ですね。清楚で有り難い感じがします。煩悩とは無縁のような・・・。それに比べれば、薔薇は煩悩の固まりのような花かも(笑)。
もうじき蓮の花の季節ですね、そういえば。
食い気1番の我が家では、食べられる植物が大部分をしめています。
その中でおすすめなのが、オクラの花です。
白い花が夏の間じゅう咲きます。
朝一番に咲いた花びらは、いい香りがして
食べることもできます。
もちろん実は、サラダに炒め物に煮物にと
とても万能選手です。
ずぼらなちえぞーさん?でも、水やりさえ忘れなければ特に他に世話する必要もないですヨ。
これから苗を作るので、気が向いたら育ててみますか??
オクラですか。美味しいですね。うちのチビ共の好物の一つです。オクラにイクラ・・・って別に韻を踏んでいる訳ではないのですが・・・。
・・・水やりをね、忘れるのですよ。情けないことに。
昔から、自己主張をしない物の世話は凄い苦手で・・・。「腹減ったからメシを食わせろ!」という事を言ってくれる犬・猫・子供が私のケア能力の限界だったりして。
ですから、オクラ、実を下さい。なんちゃって・・・冗談です。お嬢様に食べさせてあげてくださいませ(爆)。