滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

1992.09.26-27 中央アルプス/木曽駒ヶ岳・日暮しの滝

1992-09-27 18:32:05 | 中部地方の山と滝
1992.09.26-27[千畳敷~極楽平~宝剣岳~中岳~駒ヶ岳~頂上小屋、頂上小屋~駒ヶ岳~濃ヶ池~駒飼池~前岳~千畳敷]with CM.?D
Mさんとオーストラリア人のDさんの3人で木曽駒ヶ岳に登ることとなった。Dさんがぜひ日本の山に登りとMさんから相談を受けたもので、それなら手軽に登れるこの木曽駒ヶ岳にしようということになった。私は2ヶ月前にも登ったがよいところは何度行こうが飽きない。案の定今回もロープウェー待ち2時間。その間はいつものごとく日暮しの滝へ。頭上をロープウェーが何度も行き交う。千畳敷に着くと霧に覆われていたが予報では回復傾向にあるとのことだから明日は晴れるだろう。高山植物を楽しみながら宝剣岳経由でゆっくりと山頂小屋へ。今日はここに宿泊。意外と人は少なく20人程度しか泊まっていない。翌朝は日の出前から木曽駒山頂で大パノラマを楽しむ。すっきり晴れ渡った空が時間とともに黒から紫、紅からオレンジ、さらに黄から青白く変化していく。山上で御来光を見るというのは本当に感動する。涙が自然と出る。朝食後は一旦尾根を下り池巡り。見事な雲海と紅葉などの景観を楽しみながら千畳敷へと戻っていった。


千畳敷から宝剣岳を仰ぎ見る


はっきり見えていたかと思うと、あっという間にガスがかかり宝剣岳は見えなくなった


ガスの中、ナナカマドの紅葉が目を引く


宝剣岳より千畳敷を見下ろす


日が暮れる頃には天候は回復し、遠く夜景が見られた


早朝、空が白み始めると雲海の向こうに八ヶ岳のシルエットが現れた


南アルプスの甲斐駒ヶ岳のシルエットが美しい


雲海に浮かぶ南アルプス南部の峰々。手前のシルエットは木曽駒ヶ岳山頂


いよいよ日の出が近づいてきた。甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が見える


甲斐駒ヶ岳の左肩より日が昇る。美しさに鳥肌が立つ


神々しいとはこういうことか


日が出ると周囲は急速にオレンジ色から黄色に変化する


今日も一日が始まる。ありがたいことだ


振り返ると乗鞍岳と北アルプス槍穂連峰が


御来光を拝む登山者たち


雲海が生き物のようにうごめく


南アルプスの名峰を前座に富士山が鎮座する


太陽の高度が高くなると朝のドラマも終焉を迎える


雲海に浮かぶ乗鞍岳


一部の雲海は山肌を駆け上がってくる


御嶽山はどっしりした独立峰で見栄えの良い山だ


宿泊した山小屋と木曽前岳に麦草岳、奥はもちろん御嶽山


富士山もすっかりお目覚め


コケモモ?の紅葉


雲海の切れ間から伊那谷を見下ろす


雲が尾根を乗り越え谷を遡ってきた。奥は甲斐駒ヶ岳


濃ヶ池を見下ろす


見え隠れする尾根と雲とのコントラストが美しい


南アルプスの主たる峰々を見ながら尾根を下り濃ヶ池を目指す


この景色は見飽きない


濃ヶ池に下り立つ


ナナカマドの紅葉


白い岩と紅葉とのコントラストもまた美しい


奥に宝剣岳が見える。ここからまた登り返しだ


見事な3色の組み合わせ


前岳まで登って千畳敷を見下ろす。この先急勾配の下りが待っている


下りきると宝剣岳にちょうどガスがかかった


千畳敷のカールが美しい


宝剣岳と紅葉






ロープウエイから中御所谷を俯瞰する。三段の滝、鏡滝などが流れ落ちる




ロープウエイ山麓駅近く、先ほどまで俯瞰していた中御所谷の下流にある日暮しの滝で遊んで帰る


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