滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2021.06.26 比良山/神爾谷から武奈ヶ岳・釈迦岳@やっぱり比良は楽しいな

2021-06-26 23:31:28 | 比良の山
2021.06.26[大津ワンゲル道登山口07:58〜08:07カマブロ洞08:09〜08:32神爾の滝雌滝08:39〜08:47神爾の滝雄滝08:55〜09:23神璽谷の赤鳥居〜10:03神璽谷道下降点〜10:06北比良峠〜10:26八雲ヶ原10:29〜10:44イブルキノコバ〜10:49広谷10:55〜11:27細川越〜11:47細川尾根分岐〜11:49武奈ヶ岳12:02〜12:08コヤマノ分岐〜12:12パノラマコース分岐12:13〜12:20RP八雲3〜12:32八雲ヶ原〜12:39比良ロッジ跡〜12:56カラ岳13:02〜13:12釈迦岳〜13:32比良リフト・比良ロープウェイシャカ岳駅跡13:37〜13:54神璽谷・釈迦岳分岐〜14:04カマブロ洞14:08〜14:17大津ワンゲル道登山口](距離13.79km 累積標高1200m)

<ルート情報>
○雌滝への道は、カマブロ洞前を過ぎたところにある橋を渡る。一部昔の滝見道が残っている。堰堤はすべて右岸越で。徒渉箇所が多いので水量が多いときは足が濡れます。
○雌滝から滝手前の左岸を登山道に向かって登りました。踏み跡っぽいものあり。上部には新しいトラロープもあり。

<日記>
久しぶりの比良山。
今日もフルタイムウォークができないので、時間に合わせて臨機応変にコースどりのできるイン谷口発。すでに大津ワンゲル登山口付近にも多くの車が駐まっている。緊急事態宣言明け初の週末なので人は多そう。

まずは神爾の滝雌滝に行ってみようと思う。カマブロ洞を過ぎてすぐに架かる橋を渡って、昔の滝見道を辿る。ひとつめの堰堤を越えたところまでは立派な道だが、その後は道は消えているところが多い。何度も徒渉し、堰堤は全部左から越える。難所は特になく雌滝へ。
雌滝は変わらぬ妖艶な姿で出迎えてくださる。お美しい。
左岸を登山道めざして登り、雄滝でまた谷に下りる。雄滝も変わらず元気でやんちゃに飛び跳ねている。

神爾谷道を花やキノコを探しながらゆっくり登る。奥の二股付近にはコアジサイやシライトソウが多く咲いている。シモツケソウ、イワタバコ、ギボウシ、ホトトギスの花にはまだ時期が早いようだ。

北比良峠まで登ると、やはり登山者の姿を多く見かける。峠広場の片隅に、まるで花壇に植えられたかのようにピンク色の花が群生している。こんなのあったっけ?誰か種蒔いた?
この花はuriuriさんに、イブキジャコウソウではないかとのちに教えてもらう。

タツナミソウ、ツボスミレ、ギンリョウソウ、コナスビ、ウツギ、ヤマボウシなど多くの花を見ながら、途中アカハラに遊んでもらって八雲ヶ原へ。モウセンゴケの花はようやくツボミ状態。

さてどちらに行こうか。そういえば数年前にスゲ原でツチアケビを見たことがあった。今の時期なら咲いているのではないだろうか、ではそちらへ参ろう。
広谷からスゲ原へ。ここに来るとまた登山者は見かけなくなる。木道付近の湿原は昔に比べて、ずいぶんと乾燥化が進んでいるようだ。靴が濡れずに泥もつかずに通れる。
その先にお目当てのツチアケビはあったのだが、つぼみ状態。ちょっと早かったようだ。実の成る頃また参ろう。

北稜から武奈ヶ岳へ。あさに山麓から見上げる山はガスの中だったが、いまはほとんどガスは晴れている。山頂には予想通り大勢の人が休んでいる。
ちょうど正午なので山頂の片隅で昼食。

コヤマノ岳のブナ林を楽しみながら八雲ヶ原に。ササユリを探したが見つからず。
さてどこから帰ろうか。1時間半で下りることができればいい。ダケ道や正面谷ではちょっと余裕があるので釈迦岳経由で下ることに。

往路では花を愛で、キノコを探し、虫やカエルなどと遊び、写真に撮りながらゆっくり登ったので、ここからは歩きに専念する。
カラ岳でエネルギー補給をしただけで、少し寄り道はしたもののカマブロ洞まで一気に歩く。
カマブロ洞さんでは今日の登山の無事を報告、今日も楽しませてもらったことを感謝し、ちょっと失礼しますといいながら、上半身裸になり水浴びをさせてもらう。

きょうもたくさんの虫がいたはずだが、あまり付きまとわれることがなかったのは、やはり自家製おにやんま君の効果はあったということか。



駐車地に咲いていた花
花はヤマルリソウみたいだけど、もっと背が高い
何でしょう
オニルリソウのようです!uriuriさんありがとうございます。


イチヤクソウのようですね
花は終わっていますが


カマブロ洞さんにご挨拶


雌滝に向かう途中で
キャンプファイアーの用意?こんなとこでしちゃいけませんよ!


わかりません
調べます
→アミスギタケかな?


支流の小滝




新緑と堰堤


神爾の滝・雌滝に久しぶりにやってきました


雌滝を別角度で


続いて雄滝へ


今日も気持ちよくヒョングッてます




ベニヒガサかな?


ヤマボウシ


神爾谷中流部の小滝


シライトソウ


何だったっけなぁ
ヤマトウバナです!uriuriさんありがとうございます。


コアジサイが見頃です


コアジサイ


もひとつコアジサイ


ツルアリドオシ


ヤマボウシ


ダケのガレ


アカモノは終わりです


北比良峠に群生
何ですか?誰か植えたの?
イブキジャコウソウのようです!uriuriさんありがとうございます


ウツギ


ヤマツツジがまだ見られました


またタツナミソウ


コナスビ


コアジサイ
もっと青かったのですが写真に撮ると色が薄い


アカハラ
この子はカメラを向けると近寄ってきました
ずっとカメラ目線で


もう一枚


またまたコアジサイ


またタツナミソウ


普通にツボスミレですかね


モウセンゴケの密
花期はまだ早かったようです


八雲ヶ原にて


八雲ヶ原にて


八雲ヶ原にて
モリアオガエルの卵


イブルキのコバへ向かう途中にあるアシウスギ


ここでもコアジサイがきれい


ヒグラシ




何でしょう
ヒナノヒガサかな?
それともミズゴケタケでしょうか


広谷のシンボルツリー
サワグルミ


ヒキガエル


ヒキガエル
全く逃げません


サワフタギ


オタマジャクシがあちらこちらにいっぱい


湿原にヒメワラビが侵入


調べます
→わかりません


小屋とヤマボウシの木


ムラサキサギゴケ


スゲ原の木道
ずいぶん乾いてきました


スゲ原


ラン科ツチアケビのつぼみ
葉緑素を持たない腐生植物です


実は今日はこれが目的でもありました
でも早かった


ヤマボウシ


武奈ヶ岳北稜から見た次郎坊山・カラ岳・釈迦岳・フジハゲの頭


武奈ヶ岳山頂
久しぶりに数えてみたら89回目
まだまだですねぇ


武奈ヶ岳山頂から蓬莱山を望む


ヒグラシの抜け殻


コヤマノ岳付近のブナ林


ブナ林


パノラマコースへの下り口にあるブナ


これもアミスギタケ?


旧スキー場最上部から見た次郎坊山・カラ岳・釈迦岳・フジハゲの頭


八雲から比良ロッジ跡に向かう途中からコヤマノ岳と武奈ヶ岳を振り返る




ギンリョウソウ
これも腐生植物ですね


釈迦岳山頂で一番大きな木


釈迦岳
ここはまだ27回目


琵琶湖も見えてきましたが遠くは霞んでいます


この岩にはいつも立ち寄ります
気持ちいい!


このブナの木も毎回写真に収めている


釈迦岳駅跡から


カマブロ洞さん
今日も無事下りてきました
ちょっと裸になって水浴びさせてもらいますね

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