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あちらこちらで心に触れた風景を綴っていきたく思います。

姫路城

2005年06月04日 | 姫路城
アクセス:JR姫路駅または山陽電鉄姫路駅から徒歩15分。
西国は城が多いです。ちょっとした街には河と城がある、そんな印象すらうけるほどです。萩、米子、鳥取、松江、津山、岡山、広島、大阪…、歴史はやはり西国でつくられてきたんだなぁ、と改めて感じます。
そしてなんといってもその西国の要衝の地にそびえる姫路城。白鷺城とも呼ばれるその美しさと威容はやはり西国の城の中でも群を抜いているように思います。そして400年の歴史の中で1度も戦をまみえることなく現在に至る城だそうです。世界遺産にも登録されている世界の宝ですね。そんな美しい城も中へ入れば剛質、戦うための機能に満ちており、天井には大木の柱が剥き出し、壁には一面の武器架け、と天井画やシャンデリアに彩られるヨーロッパの宮殿とは明らかに異質の、まさに戦うためのものであったことを今更ながら感じます。
お勧めとしてはまずは搦手口へ回り、「帯の櫓」の石垣(姫路城で一番高い石垣だそうです)越しに見る天守群を眺め、その後でそのまま城沿いに道を進んで三の丸跡に出て入り口に入るコースをお勧めします。
200円かかるけど動物園の中の剥製館(だったかな)の裏からの姫路城も絶品です。上の写真はちょっと季節外れだけど、秋の、三国壕越しに見る天守群。圧倒的な威容と、均整のとれた美しさを兼ね備えた姿です。やっぱり日本一の城だと思います。
*(HP版「MOSAIC」に大判写真あり)
(*下調べはこちらの姫路市のサイトが見やすいと思います)。
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