8/11 朝5:00のアラームで目を覚ます。
身体を起こし、ベッドに座って
「お母さん、おはよう。」
声をかけるけれど、返事はなし。
ガタガタガタガタ・・・揺れてます!!
「お母さん!!じしん!!」
看護師2人が慌てた様子で見回りに来ました。
母は眠っています。
元気だったら、
まっ先に「地震だよー!」と
大騒ぎしただろうにね。
家に電話すると、父も無事。
弟の家の、みんなも無事。
震度4・・・久しぶりの大きな地震でした。
ryuryuはとってもビックリしたようです。
生まれて初めて、「揺れ」を経験したのですからね。
こんな時、家族と離れていると不安になりますね。
まず、頭に浮かぶのは家族のこと。
「みんな無事だって、大丈夫って。
よかったね、お母さん。」
(もう、なんか言ってよー!!)
この日は夕方から痰がからんで
とても苦しそう。
Dr.3「血液検査の結果は悪くなっていないが
よくもなっていない。」
8/12 脳内出血発見!!
病院にいるのに!!!
どうして、そんなことが起こるのですか?
今日は呼吸も楽になり落ち着いています。
今日は家に帰ることにします。
ryuryuと眠るのは久しぶり。
私「寂しくない?」
ryuryu「・・・ううん・・・
だって、ママはここにいるもん」
と、左胸を指さします。
夏休みなのに、まだ何にもイベントなし。
保育園では長いお休みがなかったので
きっと楽しみにしていたよね、夏休み。
ごめんね・・・ryuryu・・・
8/13 血液検査の結果は変化なし。
病院の廊下を、頭に手術をした人たちが歩いている。
いけないことだけど、恨めしい。
母は眠っている。
声をかけると
(わかったよ)
ってことなのか
大きく一つ深い呼吸をする。
世間はお盆休み。
高速道路も一般道も、県外ナンバーの車が多いね。
私たち以外の人たちはみんな幸せなんだなぁ。
あんなふうに、みんなでお出かけしたこともあったよね。
私たちは世界中で一番不幸なんだなって思いました。
あぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・
暗闇の中にいるみたいです。
母はどうなるの?
意識は戻るんだろうか・・・
夜になると
“明日こそ・・・”
と願い、眠りにつく毎日。
8/14 私、疲れてるのかしら・・・?
ちょっとした言葉で父を傷つけてしまう。
父もつらいのに。
母が一番苦しいのだろうけど
もっともっとつらいのは、やはり
父。
つれあいが病気になって、
看病してあげたい、そばにいてあげたいと思っても
自分の身体が自由に動かない
体力もない・・・
(みんなに迷惑をかけてしまったら・・・)
悲しくてつらかったよね。
私の言葉一つで、元気がなくなってしまう。
あんなに強い父だったのに。
ryuryuは昨日から親戚の家にお泊りしています。
お兄ちゃんたちがいるので
「合宿」だと大喜びです。
こんな時に、大変な私を気遣って
「いいよ、お盆中、ryuryuはうちで預かっとくから」
と言ってくださるのも、普段から、
母が親戚とのお付き合いを大事にしていたからですね。
私も父も、
ryuryuがお兄ちゃんたちと仲良く
心の底から笑っている笑顔を見て
どんなにホッとしたことでしょう。
そして、どんなに癒されたことでしょう。
8/15 脳の腫れが引いて、意識が戻ればいいとか・・・。
水頭症の心配も。
ryuryuが2泊3日の合宿から帰宅。
ちょっとたくましくなった?
生意気になった?
「もっとお泊りしたぁ~~~い~~~」
と、言いながらも
私に抱っこ!
甘えんぼさんですね。
ダメダメ!ママはね、寂しくってたまんなかったんだから。
8/16 しまった!!
ryuryuの夏休みの宿題!!
あと10日ほどで夏休みも終わりだというのに
なぁ~んにもみてあげてはない。
朝顔だけは、写真を撮ってあるけれど
(あとで観察日記の絵を描くように)
それ以外は、な~んにも。
大慌てで
野菜を使った 「ペタペタスタンプ大作戦!!」
だけ、ようやく終わらせた。
ちょっとだけホッとして病院へ。
一向に目を覚ます様子のない母。
病院で、母の頭をじーっと眺めて考えます。
“この中で、何が起こっているのかしら?”
頭に向って呼びかけます。
「おーい!寝過ぎだよ~!!
おきてくださぁーい!!」
身体をトントン叩いても反応はありません。
“明日こそ・・・お願いね。”
と祈りながら、病室を出ます。
静かに眠っているだけだに見えていたのに
頭の中では戦争のようなことが起こっていたのです。
母は闘っていたのですね。
きっと、この頃、まだ意識はあったのではないかしら?
ただ、身体に力もなくなっていて
返事すらできないほど
弱っていただけなのではないかしら?
そんな気がします。
身体を起こし、ベッドに座って
「お母さん、おはよう。」
声をかけるけれど、返事はなし。
ガタガタガタガタ・・・揺れてます!!
「お母さん!!じしん!!」
看護師2人が慌てた様子で見回りに来ました。
母は眠っています。
元気だったら、
まっ先に「地震だよー!」と
大騒ぎしただろうにね。
家に電話すると、父も無事。
弟の家の、みんなも無事。
震度4・・・久しぶりの大きな地震でした。
ryuryuはとってもビックリしたようです。
生まれて初めて、「揺れ」を経験したのですからね。
こんな時、家族と離れていると不安になりますね。
まず、頭に浮かぶのは家族のこと。
「みんな無事だって、大丈夫って。
よかったね、お母さん。」
(もう、なんか言ってよー!!)
この日は夕方から痰がからんで
とても苦しそう。
Dr.3「血液検査の結果は悪くなっていないが
よくもなっていない。」
8/12 脳内出血発見!!
病院にいるのに!!!
どうして、そんなことが起こるのですか?
今日は呼吸も楽になり落ち着いています。
今日は家に帰ることにします。
ryuryuと眠るのは久しぶり。
私「寂しくない?」
ryuryu「・・・ううん・・・
だって、ママはここにいるもん」
と、左胸を指さします。
夏休みなのに、まだ何にもイベントなし。
保育園では長いお休みがなかったので
きっと楽しみにしていたよね、夏休み。
ごめんね・・・ryuryu・・・
8/13 血液検査の結果は変化なし。
病院の廊下を、頭に手術をした人たちが歩いている。
いけないことだけど、恨めしい。
母は眠っている。
声をかけると
(わかったよ)
ってことなのか
大きく一つ深い呼吸をする。
世間はお盆休み。
高速道路も一般道も、県外ナンバーの車が多いね。
私たち以外の人たちはみんな幸せなんだなぁ。
あんなふうに、みんなでお出かけしたこともあったよね。
私たちは世界中で一番不幸なんだなって思いました。
あぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・
暗闇の中にいるみたいです。
母はどうなるの?
意識は戻るんだろうか・・・
夜になると
“明日こそ・・・”
と願い、眠りにつく毎日。
8/14 私、疲れてるのかしら・・・?
ちょっとした言葉で父を傷つけてしまう。
父もつらいのに。
母が一番苦しいのだろうけど
もっともっとつらいのは、やはり
父。
つれあいが病気になって、
看病してあげたい、そばにいてあげたいと思っても
自分の身体が自由に動かない
体力もない・・・
(みんなに迷惑をかけてしまったら・・・)
悲しくてつらかったよね。
私の言葉一つで、元気がなくなってしまう。
あんなに強い父だったのに。
ryuryuは昨日から親戚の家にお泊りしています。
お兄ちゃんたちがいるので
「合宿」だと大喜びです。
こんな時に、大変な私を気遣って
「いいよ、お盆中、ryuryuはうちで預かっとくから」
と言ってくださるのも、普段から、
母が親戚とのお付き合いを大事にしていたからですね。
私も父も、
ryuryuがお兄ちゃんたちと仲良く
心の底から笑っている笑顔を見て
どんなにホッとしたことでしょう。
そして、どんなに癒されたことでしょう。
8/15 脳の腫れが引いて、意識が戻ればいいとか・・・。
水頭症の心配も。
ryuryuが2泊3日の合宿から帰宅。
ちょっとたくましくなった?
生意気になった?
「もっとお泊りしたぁ~~~い~~~」
と、言いながらも
私に抱っこ!
甘えんぼさんですね。
ダメダメ!ママはね、寂しくってたまんなかったんだから。
8/16 しまった!!
ryuryuの夏休みの宿題!!
あと10日ほどで夏休みも終わりだというのに
なぁ~んにもみてあげてはない。
朝顔だけは、写真を撮ってあるけれど
(あとで観察日記の絵を描くように)
それ以外は、な~んにも。
大慌てで
野菜を使った 「ペタペタスタンプ大作戦!!」
だけ、ようやく終わらせた。
ちょっとだけホッとして病院へ。
一向に目を覚ます様子のない母。
病院で、母の頭をじーっと眺めて考えます。
“この中で、何が起こっているのかしら?”
頭に向って呼びかけます。
「おーい!寝過ぎだよ~!!
おきてくださぁーい!!」
身体をトントン叩いても反応はありません。
“明日こそ・・・お願いね。”
と祈りながら、病室を出ます。
静かに眠っているだけだに見えていたのに
頭の中では戦争のようなことが起こっていたのです。
母は闘っていたのですね。
きっと、この頃、まだ意識はあったのではないかしら?
ただ、身体に力もなくなっていて
返事すらできないほど
弱っていただけなのではないかしら?
そんな気がします。