マダムヤンのひとりごと

香港が大好き!中国の情報を発信したいと思っているのですが…ごめんなさい!子どもの話題ばかりになっていますね。

お母さん

2014-01-13 | お母さん

ryuryuも、4月からは6年生。
「自分の部屋が欲しい」って。
そうね、もう大きくなったもんね。
当然のことだわ・・・

ということで、お母さんの部屋をryuryuにあげることに。
でも・・・どうしましょう???
お母さんが亡くなってから4年以上、片付けが終わっていません。
でも、ryuryuはどんどん大きくなっていくし・・・
一念発起!片付けを始めることにしました。

あまりにも急な旅立ちだったので
お母さんが居た頃のまま。
使っていたカバンの中から出てくるハンカチは
お母さんの匂い。

唯一の楽しみだったママさんコーラスの楽譜やら書類やら。
その中からは、
「まったく、歌詞が覚えられん」っと言って
歌詞を書き写していた紙が何枚も出てきます。
お母さんの書いた「字」
お母さんの顔がすぐそこに浮かんできます。

化粧台を片付け始めると
私が香港や空港で買い求めた、CHANELの口紅や香水が
封も切らずにそのままでしまってあります。
きっと、「もったいない」ってしまっておいたのでしょうね。
あんなに早くあの世へ行ってしまうのだったら
思う存分使ってほしかったのに。

遠くに居て、私がお母さんに書いた手紙もそんなに多くはなかったけれど
そんな手紙もちゃんととってあって。
読み返してみると、「そんな時もあったんだね」って
それからずいぶん時が経ったことをしみじみと感じます。
私が結婚した頃の日記も見つかりました。
その年の日記だけ行方不明だったんです。
「幸せだと言っているが、やっぱり近くにいてほしい」
って。
初めて知りましたよ。本当は寂しかったのね。
本当に親不幸だったよね。ごめんなさい。

片付けもなかなか思うようにはかどりません。
一つ一つを手に取って、お母さんの匂いを確かめて・・・
泣いて泣いて・・・

クローゼットの片付けがまだ手つかず。
あんなにたくさんの洋服をどう片付けましょう。
いつになったら、ryuryuの部屋になることやら・・・

ryuryuは家具屋さんで学習机を選んだりしていますが
ごめんね、まだまだ時間がかかりそう。

片付けるってことは、悲しみを乗り越えるってことなのかしら?
過去を振り切るってことかしら?

ひと区切りつけると、お母さんに会いたくて会いたくて
たまらなくなり、
お風呂の中で思いっきり声をあげて泣いてしまいました。





 


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