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昨夕、有吉佐和子原作、三国連太郎主演の
『恍惚の人』のビデオを観た。
三国連太郎の名演技もさることながら、
原作の現実感には心を揺さぶられた。
老いを上手に生き抜くには
家族の支えが大きい。
我が家も89歳の母を在宅介護しているが
介護支援をフルに活用している。
夕食は・・・毎日、妻が準備し食べさせている。
後片付けに行くと30分は帰ってこない。
母と妻の唯一の会話の時間
嘗ての嫁姑のバトルは・・・夢幻のよう。
『恍惚の人』のビデオを観ながら
ラストシーンで妻は泣いていた。
おそらく・・・思い出していたのだろう
昨年見送った父のことを・・・。
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過ぎてると思います。
何とすごい作家だと思ったものでした。
当時映画は森繁久弥さんだったかな。
ふ~ん幼稚園みたいなのが出来るのか
と・・・
今でいうディケアの事でしょう。
その時の映画は見ませんでしたが、かすかに記憶が残っています。
認知症の老人を抱えて家族のあり方を問う・・・ドラマでした。