ショッキングな事件でした
犯人のことは考えても理解できないけど
なぜ?
優性保護法はなくなった
しかし、出生前診断はある
障害児の可能性があれば中絶を認める
国が
生まれる前から
障害児の中絶を認める
国が
命の選別をせず
授かった命
生まれてくる命
全てを尊重し
手厚い社会保障をして
障害児も健常児も
共に学び
共に育ち
共に働く社会であったなら
この事件は起きてなかったと思う
息子は特別支援校の高等部で過ごした
学年30人
その中に、児童施設から通学してる生徒が数人いた
障害児の親は健気に育児をしていると思ってたけど
そうではない
施設の子達は、親に放棄されて施設に入った
理由は、新しいパートナーができたがほとんど
笑顔がない
笑っても目が冷めてる
高等部を卒業すると施設を出てグループホームに行く
軽度の子は、寮制の会社に行く
親がいるのに、親といれない
ハンディを抱えたまま社会に出ていく
親がいても
入学式も参観日も運動会も卒業式も
全く来てもらえない子もいた
ドラマにもならない
悲しすぎる環境
仕事が見つかって
お給料をもらっても
休みに何もすることがない
仕事を教えてくれる人がいても
休みの楽しみ方は教えてもらえない
ただ、グループホームで、寮でぼんやり過ごしてる
障害児者の世界は競争がなく心を豊かにしてくれる
けれど、悲しい現実もある
この事件は根深い闇