今日という日に心を込めて     

自分に与えられた1日1日に感謝して、まっすぐに、精一杯、体いっぱい、人間らしく生きる洋美のブログ。

母として 人として

2010-11-27 | 想い。/ I feel... I think.. .I belive...


「死ぬことが人生の終わりではないインディアンの生き方」という本を読んだ。

彼らは形あるものに執着しない。

毎日消えていく形のないものに価値を見出しているから。

感謝の心と日々の満足と知恵があればどこでも家になる。

大草原も、木陰も、岩の中も。

彼らは言う。

「家を整えておくために大変な労働を必要とするのも、人に見せるためのものも、本当の家ではない」と。

彼らに憎しみという感情はない。

自分と誰かを比べたりしないから。

彼らは全てが一つ、みんな繋がってるという考え方。

憎しみとは「自分」だけを強調する生き方。

彼らは「私達」という価値観で生きている。

子供の幸せは自分の幸せ。

自分の幸せはみんなの幸せ。

彼らの考える「富」はどれだけ持っているかではなくて、どれだけ与えることができたか。

彼らの考える教育は、自分の生き様を見せること。

そして、彼らの考える命は、宇宙のサイクルの一部だということ。

自分達の目的は、生まれて死んで、再生すること。

昼があって夜があるのと同じように、生があって死があるのは自然なことで、

生と死は季節の変化のように美しいもの。

名誉ある最期は家族へのプレゼントで、大往生は贈りものという考え。

「あなたが生まれた時、あなたは泣いているが周囲は喜んでいる。そしてあなたが死んだ時、周囲の人が泣き、あなたは思うように生き切ったと喜んでいるような人生を送りなさい」っていう言葉があるんだって。

「バッファローは草を食べ、私はバッファローを食す。私が死んだ時、大地が私を食べ、やがて大地は草を茂らせる。何も失われず、全ては母なる大地に属している。」

私もそんな風に生きたい。

そうゆうものをセナに残したい。