バイクでキャンプ備忘録日記

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映画 サード・パーソン

2021年06月16日 | 映画


「クラッシュ」「告発のとき」のポール・ハギスが監督・脚本を務め、リーアム・ニーソン、エイドリアン・ブロディ、ミラ・クニスら豪華キャストで描いたミステリードラマ。パリ、ローマ、ニューヨークと離れた場所で織りなされる3組の男女の物語が交錯し、やがて驚きの真相にたどり着く。パリのホテルにこもり、最新作を執筆していたピュリッツァー賞作家のマイケルは、野心的な作家志望の女性アンナと不倫関係にあったが、アンナにもまた秘密の恋人がいた。ローマのバーで出会ったエキゾチックな女性に心を奪われたアメリカ人ビジネスマンのスコットは、彼女の娘が密輸業者に誘拐されたと聞き、女性を助けようと決意する。ニューヨークに暮らす元女優のジュリアは、息子の親権をめぐって元夫と係争中。裁判費用を稼ぐため、女優時代に利用していた高級ホテルでメイドとして働き始めるたジュリアは、弁護士の助言に従い、裁判所からの心証をよくするために精神科医の鑑定を受けることになるが……。映画コム

ミステリーなのかな?

父親と近親相姦している女を愛人にしている作家。
その愛人との関係を重んじた結果作家の子供が死んでしまう。
上記事実を軸にして、
1.「子供を助けるためには命も全財産も投げ出す男」は作家の子供を守れなかった後悔の擬人化。
2.「子供に会いたがる元女優」は作家の妻に対する願望の擬人化。
つまり題目である第三者とは「小説家としての自分」であり、この映画は事実を元にした小説を映画化したもの、と言うトリック映画である。

星2
小説の擬人化された登場人物は映画の最後に消えるのでそこがネタばらしとなる。