バイクでキャンプ備忘録日記

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落語 桂三木助ひとり

2021年12月27日 | 落語
久しぶりの落語会


はじめ亭しげたhpより。
前座は金原亭杏寿さん。アイドルになってもいいくらいかわいい。
将来に期待。

場所は元松坂屋の創始者の別邸だとの事。
趣がある。







なかなか良い雰囲気。

さて、演目

前座 杏寿さん
・元犬
良かった。
ふんどしの締め方に一工夫するといいな。

お待ちかね 三木助師
・死神
工夫の跡はあるが、矛盾を感じる落ち。

自殺し掛けている男に生きる術を教える死神の意図は死神の役をその男と交代すること。

死神になると死なない苦しみがある。
交代した死神は人に戻り、人としての寿命を全うできる事になった。

人から死神になった男は死神として永遠に生き続ける。

しかしおかしい。
死神と人がバトンタッチするには枕元に居る死神が目をつぶった隙に布団ごと180度回転させてあたかも足元に居たと勘違いさせ騙すという「決してやってはいけない事」をさせる必要がある。

それならば男の目的は金なのだからその方法を初めから教えておけば早めにバトンタッチ出来き、死神の目的も達成出来るはず。

・芝浜
悪くない。
しかし、最後に嫁が42両拾ったのは現実だったと明かした時に「嫁さんよ、ありがとう」と言うよりも「騙しやがったな!」と嫁につかみかかり客を緊張させ、その後「いや、嫁さん、ありがとう」と緩和させる演出の方が私は好き。

飲兵衛でだらしの無い仕事嫌いな男がたかだか三年で表通りに店を構え、奉公人を抱えるようになるのは?と思う。

五代目 桂三木助。
三代目の祖父、四代目の叔父の名に恥じないそれを超える落語家に成ると思う。

三十七歳。
要注目の逸材!







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