介護の技術・知識のまとめ

研修で学んだこと、職場で経験したことなどをまとめた場所です

熱中症

2021-03-22 10:02:05 | 高齢者に多く見られる症状・疾病

熱中症を起こしやすい原因

  • 発汗機能の低下
    急に熱くなった時に、汗腺がすぐに機能しないので要注意
  • 口渇感覚の低下

熱中症の予防策

  • 暑い日は外出を控える
  • 活動を早朝や夕方に変える
  • 直射日光を遮るブラインドやカーテンを使う、遮熱に効果がある窓用シートを使う
  • 扇風機やエアコンによる温度管理
  • こまめな水分補給

熱中症の症状と対処法

重症度I度 軽症、現場での応急処置で対応

  • めまい、生あくび、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛や筋肉の硬直(こむら返り)、意識障害はない
  • 涼しい場所で安静、体を冷やす、水分・塩分補給で対応

重症度II度 中等症、基本的に病院へ搬送

  • 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識状態はややぼんやりする
  • 現場でI度の対応をしつつ医療機関へ搬送

重症度III度 重症、入院して集中治療が必要

  • 明らかな意識障害、けいれん発作、手足の運動障害、高体温(体表面が熱い)
  • 救急搬送、集中治療

 


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