ソーシャルワーカーがクライアントに個別にかかわる際の実践原則
- 個別化
一人ひとりの遺伝や環境の因子に基づいた、あるいは人生経験に基づいた独自性を持った個人であるとして迎えられる権利とニーズを持っていることを的確に認識し理解すること - 意図的な感情表出
利用者のかかえる問題が部分的または全体的に情緒的なものである時に、利用者がそのような感情を表現したいというニーズを持っていることを認識すること - 統制された情緒的関与
利用者が自分の感情に対して、援助者から適切な反応を受けたいというニーズを持っていることを認識し、理解すること - 受容
利用者が生まれながらにして尊厳と価値を持っているという認識を持ち、利用者にこのようになって欲しいと望むのではなく、利用者を現実のあるがままの姿で把握し、接すること - 非審判的態度
自分の役割について、利用者を非難したり問い詰めたりすることではなく、援助することであると自覚すること - 利用者の自己決定
利用者は問題解決の方向などを自分で決める権利とニーズを持っていることを認識すること - 秘密保持
面接の中で明らかにされる秘密の情報を他人に漏らさないこと
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