『第5回AKB48選抜総選挙』で1位を獲得し、AKB48の新曲で初センターを務めるHKT48の指原莉乃が、17日放送のフジテレビ系『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013』(後9:00~11:10)で主演を務めることが3日、わかった。さしこがドラマ主演を務めるのは、センター獲得後初となる。
1999年にスタートし、今年14周年を迎える通称『ほん怖』は、オムニバス形式のリアルホラードラマ。日本中から届いた「ほんとに起きた心霊現象や不思議な体験」を忠実にドラマで再現する。
指原が主演するのは『蠢く人形』。園田里菜(指原)は友人に誘われた合コンに向かう途中、ある雑貨屋の店頭に置かれていたくるみ割り人形に強烈に惹かれ、思わず購入してしまう。合コンで出会い、意気投合した男性と仲良くなった里菜は、ある日彼を自宅に呼ぶが、彼が人形に触れるとなぜか指を切られてしまうというストーリー。
同局ドラマ制作センターの後藤博幸プロデューサーは「今年の総選挙で大躍進を遂げ、波に乗る指原さんですが、映画『俺はまだ本気出してないだけ』を観た際、自然なお芝居に女優としても光るものを感じ、すぐに出演をお願いしました」と起用の経緯を明かした。
指原のほか、坂口憲二、深田恭子、フジテレビのドラマ初主演となるKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、『笑っていいとも!』Holidayレギュラーの人気子役・鈴木福が主演を務める5本立て。後藤氏は「全てのエピソードは実話に基づいており、皆さんの周りでも起こりうる話ばかり。背筋も凍りつく恐怖を存分にご堪能ください」と自信たっぷり。熱帯夜を涼しくする5人の恐怖顔にも注目だ。
■『女子高大パニック(仮)』 主演:坂口憲二
女子高校教師の沢木洋介(坂口)はある日、校内での使用を禁止されている携帯電話を使っていた女生徒のスマートフォンを取り上げる。数日後、没収したスマートフォンが着信を知らせ、開くと動画が再生され、校舎の屋上にすうっと人影が現れている様子が映り、洋介は妙な胸騒ぎを覚える。一方、職員室では、生徒の間で流行っている心霊動画を載せた学園裏サイトの存在が話題になっていた。裏サイトの動画は一体誰が作って流したものなのか…。このあと洋介は恐ろしい場面を目撃することに。
■『影の暗示(仮)』 主演:深田恭子
転職活動中の遠山美和(深田)は旅行会社の面接を受けに行く途中、黒い影のようなものが近くのビルに吸い込まれていく様子を目撃。その後そのビルで火災が発生したことを知り、何となく不安になる。数日後、昼間歩いているときに黒い影が入ってくのを見つけた飲食店の近くを夜に通りかかると、救急車で男性が運び出されていく現場に居合わせてしまう。不幸な偶然が続き、美和は黒い影の存在に怯えるようになる。美和にしか見えない黒い影は何かを暗示しているのか…?
■『Xホスピタル』 主演:藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
研修医の直樹(藤ヶ谷)はハードな仕事に追われる日々を送っていた。深夜、病院内の廊下で女性の姿を見かけ声をかけるが、階段の方へ歩く女性を追いかけたところ途中で見失ってしまう。背後からのストレッチャーが通り過ぎる音に振り返ると誰も居なかったり、資料室で突然目の前にストレッチャーが現れ、メスが落ちてきたりと、不気味なことが続く。ある日直樹は手術中、いるはずのない赤ん坊の大きな泣き声を耳にしてさらに不安に襲われる。そんな直樹は巷で「Xホスピタル」と呼ばれているこの病院にまつわる噂を聞く。
■『蠢く人形』 主演:指原莉乃(HKT48)
園田里菜(指原)は友人に誘われた合コンに向かう途中、ある雑貨屋の店頭に置かれていたくるみ割り人形に強烈に惹かれ、思わず購入してしまう。合コンで出会い、意気投合した男性と仲良くなった里菜はある日彼を自宅に呼ぶが、彼が人形に触れるとなぜか指を切られてしまう。さらに2人の様子をじっと見つめる人形が恐ろしくなり、彼は人形の顔を壁側へ向けるが、気がつくと里菜の方を向いていることを気味悪く思う。里菜もふとした時に視線を感じる人形にだんだん怖くなり、ついに捨てること決心するが、恐怖はまだ始まったばかりだった…。
■『幼き眼力』 主演:鈴木福
小学生の畑野竜(鈴木)は母との帰り道、草の茂った廃屋前にたたずむ不気味な男を見かけるが、母には見えないことを不思議に思う。そのうち家の中にも家族以外の「何か」の気配を感じるようになり、さらに毎晩廊下の奥から「何か」が自分の部屋に近づいてくる音に竜はおびえる。ある日廊下を通り過ぎる黒い影をはっきり目撃し、母に話したが取り合ってもらえない。その夜、竜は身体が全く動かず声も出ない金しばりにあってしまい、得体の知れない「何か」が身体に乗っている感覚に目を覚まして必死にもがき苦しむ。果たして竜が恐怖におびえる「何か」の正体とは…?