<!-- 130826 めざにゅ〜 板野友美卒業セレモニー -->
25日、AKB48初の5大ドームツアー「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」東京公演4日目が開幕。サプライズゲストとして、前田敦子、篠田麻里子が出演した。
板野友美の卒業セレモニーにサプライズで駆けつけた前田敦子と篠田麻里子Wアンコール後、「本当に本当に本当にありがとうございました」と深々と一礼した板野。すると、そこへAKB48を卒業した前田敦子、篠田麻里子が登場した。
突然の登場に、板野は「麻里子も敦子も来れないって言ってたのに…」と感激のあまり号泣。2人は「今日行かないよって嘘をついたの」(篠田)、「本当はもっと早く来たかったんだけど、撮影もしてて。でも、間に合ったから来ました」(前田)とそれぞれ笑顔を浮かべた。
「やっぱり私は1期生だから、本当は敦子と麻里子がいる中で卒業したかったなって思ってたんです。今日は駆けつけてくれて、その中で卒業できて嬉しかったです」と改めて想いを語った板野。「8年間やってきて、いつも支えてくれたメンバー、私のために時間がない中すごいセットを作ってくれたスタッフさん、そして8年間も私のことを応援してくれたみなさん、本当に本当にありがとうございました」とメッセージを送り、ステージを後にした。
7月20日の福岡・ヤフオク!ドーム公演からスタートした同ツアーは、本公演で最終日を迎えた。
■「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」
日時:2013年8月25 開演16時
会場:東京ドーム
溢れ出る涙をこらえながらメンバーに囲まれ歌唱する板野友美
人気アイドルグループ・AKB48が25日、5大ドームツアー千秋楽となる東京ドーム公演で板野友美の卒業セレモニーを行った。初期メンバーでOGの前田敦子、篠田麻里子がサプライズで駆けつけるなどし、何度も涙を流した板野は「私の夢はこの先もずっと続いていく」と語り、多くのメンバー、ファンからの声援を受けて新たな一歩を踏み出した。
板野のAKB最後の大舞台となった同公演は、ソロデビュー曲「Dear J」でスタート。センターステージに主役が登場すると、4万2000人が集まった会場からはドッと歓声が起こり、板野もキレのあるダンスで応戦した。
この日、26曲もの楽曲に参加した板野。彼女が関わるパフォーマンスの全演出には、板野のアイデアが生かされ、“セルフプロデュース”満載のステージとなった。
中盤では、思い出深い楽曲6曲をセレクトし、約30分にも及ぶメドレーを展開。「なんと、特別にとものお部屋を作ってもらいました。本邦初公開!」とステージ上に用意された部屋を紹介し、本人実況付きの生早着替えにも挑戦。部屋の外に用意されたドレッサーの前では髪を束ねてツインテールにしてみせ、「おー!」と色めき立つファンに満面の笑みで応えてみせるなど、曲間でも飽きさせない演出にこだわった。
同じ1期生の高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみと共にステージに現れると、早くも我慢していた感情があふれる場面も。高橋が「あっという間にこの日が来た」と感慨深げに語ると、小嶋は「残された初期メンバー、3人になっちゃうよ」としんみり。「置いていくの?」という峯岸に対し「置いていくというか…4人の時点で置いていかれてるよね」と笑いに変えるまでは良かったが、ブレイク前の名曲「夕陽を見ているか?」(2007年)のイントロが流れると4人全員が涙。1期生の絆を垣間見せ、「最後の思い出を作りたいと思います」と声を震わせた。
割れんばかりの「ともちん」コールで幕を開けたアンコール1曲目は、板野の卒業ソング「最後のドア」。歌唱前から涙ぐむ板野は「AKB48が教えてくれたことを胸に、また一歩踏み出していきたい」と新たなステージへの決意を胸に前を向いた。そして迎えたダブルアンコールでは、巨大モニターの映像と板野の動きがシンクロするコラボレーションを展開。今後、ソロアーティストとして本格的に歩んでいく彼女の未来を予感させるショーで観客を釘付けにした。
そんな彼女のもとに、前田と篠田がサプライズで駆けつけ、門出に華を添えた。二人の登場を聞かされていなかった板野は涙を流し、「敦子と麻里子のいる中で卒業したいと思ってた。駆けつけてくれて、その二人の前で卒業できて、本当に幸せです」と感謝していた。
「ともはとても誤解されやすい子です。本当はすごく芯を持ってて、すごく情熱的で、実はすごくまじめです」と板野を紹介した高橋。その言葉どおり、約8年間AKB48の中心メンバーとして活躍してきた板野のグループに対する想いが凝縮された、彼女の集大成とも言えるステージだった。
板野は今月27日に東京・秋葉原で行われるAKB48劇場での卒業公演をもって、同グループを卒業する。
<!-- AKB48のANN 第169回(13/08/23) 板野友美卒業スペシャル -->