昨日に続いてマップ片手に三田(さんだ)では有名な旧九鬼家に行ってみました。
途中で尋ねると「九鬼さんですね」とさん付けで言われるのがどうしてなのか見学しているうちにわかりました。
これは入口です。
三田藩の藩主である九鬼隆範によって明治初期に建てられた擬洋風建築です。
2階の部分だけが 洋風になっているだけだそうです。
上り口からはなんだか懐かしい昭和の部屋の感じでした。
畳、障子戸、縁側開け放された様子がとてもいい感じでした。
ここは震災前(16年くらいでしょうか)までは住んでおられたそうで その時にかなりの被害にあい 兵庫県に寄贈され
その庭に住居を建てられたということでした。
それで近所の方が九鬼さんとさん付けで呼ばれていたのがわかりました。
会席の様子です。
お庭はかなり狭くはなっていますがすっきりと石が使われていて快いものでした。
入ってすぐに台所がありました。これも懐かしいおくどさんが在り
玄関から見える明かりとりのこの丸窓が気に入りました。
家族のお部屋だったのでしょうか。
これも見覚えのある電気の笠と配線です。
縁側が部屋の前には必ずあってこれがまた部屋を広く見せていました。
このトイレの窓が気に入り良く来られる方があるそうです。
今まで車で通り過ぎていた時にはわからなかった事が色々説明してくれて、
2階は年に数回解放されるだけで
次回は確か3月15日だったと思います。
これだけのものを無料で見せてもらい感慨無量でした。
庭にある杏の花を愛でて3月19日(土)にはお抹茶などが点てられて楽し
めるということでした。
参加してみたいと杏の古木を見ながら思いました。
三田はいつも用事を済ませてから楽しんでいましたが、
桜の頃に武庫川沿いを歩いて楽しみたいとマップを頂いてきました。
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