6月の雨の頃この念仏寺さんに必ずやってきます。
沙羅の花(夏椿)に出会うためです。
ここは念仏寺で太閤秀吉の正室ねねの別邸跡と言われています。
最近ではこちらから入るようになりました。
沙羅樹園とはこの念仏寺の庭を古くよりそうよんでいるからです。
みなずき六月今年はかなりたくさんのお花が咲いてくれていました。
この沙羅の木は樹齢300年と言われています。
木魚?をたたいて案内を乞います。
何というのか聞くのを忘れました。
まず御本尊(阿弥陀様)にお参りします。
浄土宗のではただ「なむあみだぶつ」と単純に低頭してとなえれば
心が静まるでしょう。
ほうじ茶とお干菓子で500円ですがこれらを維持していくためには
高いとは思いません。
最近では椅子のセットも置いてあり正座できない人のためでしょう。
次の間にかかる額には沙羅樹園の書が
沙羅の見えるお部屋で沙羅の樹と対話してみましょう。
沙羅の花に対してはおしゃべりは慎みましょう
静寂に相応しい花だからです。
右の石は蛤石、左は雀石
今年の花数の多さはこの落花の数でわかります。
沙羅の花は一日花です。
お庭はそんなに広くはなくこの3枚の写真を横につないだ感じです。
まだまだ今年は楽しめそうです。
一番下まで花があるのは最近では珍しいようです。
望遠レンズに付け替えてこの写真を撮ってみました。
この後蛤石を打つ落花の音がしました。
このころは庭の苔も美しく住職の書かれたパンフレットにはこの一日花を無常と感じるか
咲いては散り散っては咲く姿は儚さよりもむしろ盛んな樹の勢いを感じさせるとありました。
歳月を越えて石打つ沙羅の花の姿に明日も頑張ろうという気持ちになって帰って来ました。
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