日田 三隈川さんぽ (大分県)

大分県日田市を流れる三隈川、特に中ノ島周辺の風物詩。四季折々の花や鳥や風景をmorisongの写真でご紹介します。

三隈川 河川敷の桜が満開 日田市

2015年03月30日 | 三隈川周辺
三隈川 河川敷の桜が満開 日田市














ここ数日はお天気が続き桜の花が一斉に開花。
29日の日曜日の気温は23.5度まで上がり、最高の花見日和となりました。
折角だからと、夕暮れの中ノ島ぐるっと周遊!花見散歩です。
何十年も見て来ましたが、中ノ島の桜がこんな風に2、3日で突然全開というのは珍しいです。




















池の魚たちに聞いたけど返事はありません。でも水の中からきっと春を感じていることでしょうね。
カラーも咲き始めました。






そして池の近くに植えたプラムも初めて花を付けました。桜の花びらより可憐ですね~。
今年は無理ですが早く大きく育ってもらって実が食べたい。
何を隠そうmorisongの一番好きな果実はこのプラム!
当たり外れはあるけれど、甘酸っぱいプラムの味は最高です。





久し振りの三隈川さんぽです。

2015年03月23日 | 三隈川周辺





一ヶ月ぶりの、待望の散歩です。訳あってあまり歩けない状態が続いていました。
季節の移ろいゆく風景は車窓からではなく、やはり歩かないと感じ取ることが出来ません。菜の花が満開です。春霞のなかで空高くヒバリが元気よく唄っています。スマホだから、ヒバリが撮れない^^;。









落葉樹の芽吹き始めたあの淡い緑が好きです。桜の蕾も膨らんできました。今週中に開花するかも。
そしてわが家の沈丁花が甘い香りを漂わせています。
ふきのとう味噌や花わさびの酒粕漬、菜の花のお浸し等々、今しか味わえない旬のもの、毎年のことですが良い季節です。











池では昨年末に入れた水草(ホトニア・パルストリ)が少しずつ増え始め、今では最初の数倍に増えています。
写真のライトグリーンの水草は水温が18~24℃と栽培難易度はやや難しいとのことでしたが、年間平均水温16~18度の池だからか良かったのかも知れません。

さまざまな緑色の森の上(水中ですが)を、淡水魚が悠々と飛行している、、というのが小さな夢です^^。
それから中洲には昨年から様々なコケ類を。苔は特別なものではなくその辺りから採取したものばかりです。



川底の藻を整理していると、ひさしぶりにギギ(日田弁でギューギュー)が姿を見せました。藻の下に隠れていたんです。ちゃんと頑張って生きているんだと感動しました!

2月1日の三隈川さんぽ

2015年02月02日 | 三隈川周辺
皆さんお久しぶりです。

三隈川さんぽ、、月に1度、いや2度くらいはアップしたいでが、、^^。







↑傾いた西陽の中で、ヒドリガモがピュ~イ、ピュ~イと良い声で歌っています。
寒いけどこの声には心が温まります。




↑昔、七寶館(すいめい館)だった建物が取り壊しになっています。この後どうなるのでしょう。

三隈川の写真は全てスマホで撮影




でも今日は三隈川の話より、日田市内の写真家のお話しがしたくて^^;。
この方なしでは日田の前衛写真は語れません。

谷本のぼるさん(日田市在住)の写真展会場へ
1月27日~30日 パトリア日田




↑ もう、この作品ひとつを観ただけで感動です。




↑ 光と影を巧みに使って表現された純粋な銀塩世界です。美しい!!




↑ どれも写真ではなく、一見絵画に見えますよね。

でもここには谷本さんの熟練された創意工夫が施されている純粋アートです。



感動が少ないせいか、最近写真展や絵画展会場にあまり足を運ばなくなりました。
でも先週パトリア日田で開催された「谷本のぼる写真展」はとても興味ある写真展でした。

谷本さんの年齢は88歳!写真歴は70年以上です。
作品点数は50点近くあり、回顧展といっても良いくらい、見たことのない以前の作品から最近の作品までがずらりと並んでいました。

抽象から半具象の世界で一般的な風景写真とは一線を画しています。作品はご高齢であるにもかかわらず、今も瑞々しいんです。感動しました。それにしても会期が4日間とはもったいないです。

鑑賞者の私の感想としては、絵画であれ、書、彫刻、写真であっても垣根はなくいつも変わりませんが、谷本さんの作品をじっと見ていると、良い意味で抽象の世界に入り込んで行きそこには深淵で不思議なイメージが拡がっており、この光と影は見る人それぞれの心深くに入り込み、それぞれに違った光や形として動き出す夢の世界への入り口だと感じました。
作者自身の被写体に対して偶然の感動もあるけれど、きっと綿密な計算の上にこのような美しい作品が創りだされているのでしょう。


谷本さんは、大きな団体に引き込まれる事なく、ただひたすら自分の世界を追い求めています。ある意味それはとても勇気のいることであり、そこには必ず孤独な戦いが待っているのです。結果的に半世紀以上実行してちゃんと結果を出しているのです。

作品で受賞したり名声を得るための作品づくりという意識はだれでもあるでしょう。でも谷本さんはレンズを通して自分の伝えたいことを素直に消化し表現する、自己完結型かもしれません。一見するとわかりにくいと思いがちですが、それは決して偏った自己主張ではありません。何故そう思うのかと言えば、作品を観たらそれがちゃんとこちら側に伝わってくるからです。
デジタル技術は一切使わない、ネガ、ポジ、フラッシュ、色つきの透明フィルム、多重露光等々を駆使しながら追い込んでいく銀塩の世界です。




↑ご自身の作品をバックに1枚記念写真をお願いしました!

余談
谷本さんの記念写真を撮るとき、フラッシュは焚かないのですか?と言われました。
谷本さんと同じ、私も別の意味で頑固で^o^、どんなに暗くても極力フラッシュは焚きません。それにしても会場は暗いな~、あ~あ、やっぱ、、手持ちはブレる^o^;。



周囲の期待や他人からの評価などは一切気にしない、つまり自分の価値観を人様にゆだねることは決してないことが今回作品を鑑賞してよく伝わってきました。それは後から効いてくる重いボディブローの様な真実でした。でも会場を出るときには私の心の中を爽やかな風が通りすぎていきました。
出来たら福岡の美術館あたりで公開してほしいです。



※追伸
昨年、谷本さんからご紹介頂いた方がいらっしゃいます。同級生で親友とのことで、ある仕事を頂きました。その仕事の完了後お二人と私でテーブルを囲んだことがあります。そのご友人がまたとても元気な方で年齢は勿論88歳、お二人合わせて176歳のパワーには圧倒されっぱなしでした。その時は数え切れないほどの体験談や貴重なお話しを伺いしました。とても良いご縁を頂き感謝しています。



階段なんて2段ずつ登るくらい平気そうな谷本さんへ、これからもお元気で!
いつまでも作品創作を続けて頂きたいと思います。
もう怪物としか言いようがありませんネ^^;。





三隈河畔 中ノ島の鬼火焚き

2015年01月12日 | 三隈川周辺
三隈河畔 中ノ島の鬼火焚き




毎年恒例となった中ノ島の鬼火焚に行ってきました。
朝6時はまだ暗いのですが、正月飾りなどやお札などを持参してここで燃やしました。
鬼火焚きは,その年の幸福と健康をお祈りし、
併せて鬼を追い払ういわば厄払いも兼ねた昔からある行事です。
一時はなくなりかけた行事ですが、最近は各地域でさかんに行われる様になりました。



豚汁や善哉を頂こうとながい列、年々参加者が多くなっているみたいです^^。



morisongは昨年年男だったので松明に灯をともしてもらい、この鬼火焚に参加しました。









参加していつも感じるのですが、鬼火焚きの炎には力があります。
神聖な、いや、理屈ではない、心の底からパワーをもらえるような、、そんな感じがします。

皆さんも気が向いたら、来年参加してみてはいかがでしょか。

明けましておめでとうございます。

2015年01月01日 | 三隈川周辺


本年が皆さんにとりまして実り多き年となりますよう
心よりお祈り申し上げます


さて、三隈川散歩は今年で10周年です。
といっても最近マンネリ化気味のブログになってしまいました。
今年はもう少し頑張りたいところですが、こればかりは気持ち次第です^^。

今日は朝から吹雪いていました。
気温はずっと氷点下で寒い元旦となりました。
















↓こちらは昨日の三隈川散歩です。
午前中はお天気もよく久しぶりによく歩きました。
野鳥や水鳥たちがとても元気です。