サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「温故知新」から「温己知新」へ

2017年01月14日 23時23分41秒 | 日記
「温故知新」という言葉。知らない人がいないくらい著名な語句で、その解説を聞くと、ほとんどの人が「なるほど確かに」となります。

 歴史の好きな人は、特にこの言葉に対する想いはつよいと思います。「過去の教訓を現代に活かす」というたぐいのもの。

 一方で、最近、テレビ各局で、歴史の再発見や見直し、或は他の研究分野からみたときの視点を取り入れて、歴史を再評価する動きが活発になっています。具体的にどこがどう変わるという議論は、ここではするつもりはありませんが、「随分、違うになあ」と思うようになりました。

 簡単に、「温故」をしてはならない。というか、できない。従来の通説から教訓を持ってくることは危険。特に歴史好きな人は。

 一つの提案。「温故知新」を「温己知新」にする。きちっと冷静に自分をふり返る。そこから、教訓を得て、新たな自分を作る。

言葉としては簡単ですが、「きちっと冷静に自分をふり返る」のは難しいです。しかし、これは訓練。日々、是、訓練。その積み重ねでなっていくものと思います。


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