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61歳の4年生ブロガーです。よろしくお願いします。

誕生日と命日

2021-11-07 18:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

ある年の11月7日の早朝、ベッドでウトウトしていたら電話が鳴りました。出た先から「生まれた」という声。電話の主は、出産のため里帰りしていた家内でした。そう、今日は第一子の誕生日です。

私の両親にとっても初孫になるのですぐに電話をすると、母は涙声のようです。「ジョアが死んだの」。実家で飼っていたメスのミニチュアダックスフントの名前です。

ジョアは、私が大学生になった年に、母親の近所の知り合いから譲り受けました。入学祝というわけではなく、たまたま飼いたくなったようです。

名前は、私がファンだった岩崎宏美の飼い犬だったダックスフントが「ミルミル」だったので、ヤクルトつながりで「ジョア」としました。

最初は家の中で粗相をしたりしましたが、慣れてくるとかわいいものです。例えば、長椅子に寝転んだところで胸の上に置くと、「もう、いいから」と引き離すまで顔をなめてきます。甘えたいときは、おなかを見せて、しっぽを振りながらなでることを要求します。

家族で外出しようとすると、高めの声で「クーン、クーン」となきさけびます。帰ると必ず父か母のスリッパの上に伏せていました。隠しカメラがなかったので確かではありませんが、ずっと動かないでいたのでしょう。

一方、犬らしくないこともありました。まず、散歩が嫌いです。用が済んだらあまり歩こうとはしません。少し運動させようと知らないところへ引っ張って行くと、不安なのかしっぽが下がってしまいます。

また、寒いのが嫌いです。冬はほとんどこたつの中にいました。「犬は喜び、庭駆けまわり」はジョアには当てはまりませんでした。

あの日から24年がたちました。第一子は社会人2年目を過ごしています。私は白髪頭になりました。一方、晩年は一緒に暮らしていなかったこともあり、ジョアのイメージは元気なころのままです。

 4歳のときです。左目が白いのは光の反射のせいです。