gooブログを始めて4年目に!

61歳の4年生ブロガーです。よろしくお願いします。

納税は国民の義務

2021-11-30 21:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

今日の朝刊では、某大学の理事長が所得税法違反容疑で逮捕された記事が載っていました。2018年分と20年分の確定申告で、大学の関係者から受領したリベート収入などを除外し、所得税約5300万円を免れた疑いとのことです。

自宅では保管されていた現金1億円超を確認。リベートを渡した者が現金を引き出した帯封もみつかったとのことです。

金融機関などに預けずに、現金を自宅で保管していたところがミソかもしれません。

知人から聞いた、30年以上前の話です。

製造業のプロジェクトリーダーが、部材や外注の協力会社からリベートをもらったことが判明し、最終的には懲戒解雇となりました。その会社には調達部門もありましたが、実際に業務に携わる部門の長が下交渉をするのが一般的で、一定以上の金額にならなければそのまま契約となったことが多かったとのこと。そこで彼は、例えば100万円ですむ部材を120万円で協力会社に契約させ、20万円を自分のものにするという行為を重ねたわけです。

社内調査では、「会社のためにやった」「本社の部長クラスの人に配った」等々の弁明があったそうです。当該部長クラス人やリベートを渡したとされる協力会社からもヒヤリングを実施。最終的に不当に得たであろう金額を確定し、懲戒解雇日にその金額の小切手を持ってこさせて回収しました。一千万単位だったそうです。

この事件が判明したきっかけは、税務署からの連絡です。「〇〇氏の預金口座が分不相応に多い」、との表現だったかどうかはわかりませんが、趣旨はこのようなことだそうです(と記憶しています)。

逮捕された理事は、足がつかないように現金を自宅に保管していたのでしょうか。

いずれにせよ、庶民にはピンとこない、納得できない、関係ない、なんかモヤモヤする事件です。最高学府の最高責任者が逮捕されたからなおさらです。

一番傷ついているのは、その大学でまじめに勉強している学生かもしれません。彼らに罪はないので、彼らを責めることだけはしないようにしたいですね。


労災保険の豆知識

2021-11-29 21:00:00 | 労働法

みなさん、こんばんは。hkです。

先日、各紙で「コロナ労災による事業者の負担方法を見直す」旨の記事が掲載されていました。

労働者災害補償保険(労災保険)の保険料は、事業者が全額負担します。業種ごとに保険率が決められていますが、過去3年間の業務上の事故に対する保険給付額により、翌年の保険率を±40%増減させるのです。

業務上の事故が全くなかったら保険給付もなかったことになりますので、このような事業者には保険料を安くしてあげます。逆に、業務上の事故があったら保険給付もあった、場合によっては支払っていた保険料より保険給付額の方が多かったこともありますので、こちらは保険料を多くとることにします。

もし、コロナ労災を理由に保険料を高くしたら、医療や介護などの関係者にとっては「泣きっ面に蜂」状態となってしまいます。そこで、コロナ労災は保険料の増減の対象から外すことが検討されるようになったわけです。

ところで、そもそも労災保険とはどのようなものでしょうか。知っている方も多いと思いますが、労働者の業務上または通勤によるけがや病気、障害、死亡などに対して必要な補償がされるものです。

ときどき問題になるのは、けがや病気、障害、死亡などが業務上や通勤によるものなのかどうか、という点です。

業務上の場合、専門用語では「業務遂行性と業務起因性」、簡単にいえば「仕事中に、仕事が原因でけがや病気などになったのか」が問われます。通勤によるものの場合は「通勤途上に、通勤が原因」かどうかですね。

いくつか例をあげます。

休憩時間は一般的に労働時間とはされません。しかし、作業時間中に労働者が水を飲んだりトイレに行ったりしたときなどの作業中断中にけがをしたときは、業務上とされています。

仕事中でも天変地異によるけがは、一般的に労災保険の対象とはされません。業務とは関係ないからです。しかし、ときどき爆発が起きる火山上に設置されているロープウエイの補強工事中に突然火山が爆発し、隕石が落下して作業員が死亡したケースでは業務上とされました。「ときどき爆発」する、つまり通常よりは災害を被りやすい状況で働いていたからですね。

「通勤途上」の要件の一つは「住居と就業場所との間の往復」かどうかです。例えば、アパートの共同階段上でけがをした場合は通勤途上になります。アパートの玄関を出たら就業場所との間になるからです。一方、一戸建ての玄関から門扉の間でけがをしても通勤途上にはありません。門扉までは住居と就業場所との間にはならないからです。

犯罪による被害も、一般的には労災保険の対象とはなりません。しかし、大都市周辺の寂しいところに居住している女性労働者が、夜間の帰宅中にひったくりにあってけがをしたときは、通勤災害とされました。暗い道で女性がひったくりにあうことは一般にあり得ることであり、通勤に通常伴う危険が具体化したと認められたからです。

「労務行刑研究所編『労働法全書』労務行政発行」には、保険給付の対象になるかどうかに関するいろいろな行政通達や判例が掲載されています。興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

 


ドラマはパソコンで

2021-11-28 18:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

今日は日曜日。「日本沈没」の放送日です。小学校高学年のときに公開された映画、つまり原作とは展開がかなり違いますが、高視聴率をマークしているようです。

このクルーでは「ドクターX」や「相棒Season20」、「科捜研の女」なども放送されていて、個人的には夜が楽しみです。

しかし、放送日に見ているわけではありません。放送から1週間以内の気がむいた時間にGYAO!で流しているものをパソコンで見ています。

リアルですと、どうしてもその時間帯に縛られてしまいます。途中に流されるコマーシャルまで見なければなりません(スポンサーさん、ごめんなさい)。遅く帰って見られないときもあれば、ほかのことをやりたいときもあります。

しかし、GYAO!ならコマーシャルが全くないことはありませんが、リアルよりは少ないので短い時間で済みます。なにより1週間以内という制限はありますが、好きな時間帯に、自分の部屋で見られます。感動したり、悲しくなったりして涙が出ても、恥ずかしくありません(おととしの「ノーサイドゲーム」では、何度泣いたことでしょうか)。

蛇足ですが、一つの番組に放映できるコマーシャルの時間は、昔の方が短かったそうです。少しオタクっぽくなりますが、例えばウルトラセブンを今の基準でコマーシャルをつけて放映しようとすると、30分ではおさまりません。実際、冒頭の主題歌の一部をカットして再放送していたこともありました。

ということで、今夜の9時はいつものように焼酎のお湯割りを片手にラジオを聞きながら、あしたに備えようと思います。


さらに書斎らしくなりました

2021-11-27 18:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

昨夜、注文しておいたビジネスチェアが到着。今朝は9時から組み立て始め、30分ほどで終了しました。

これまでは折りたたみ式の、申し訳程度に背もたれがついていた小さい丸椅子だったので、座り心地はまるで違います。

背もたれはメッシュ生地でロッキング機能があり、さらにヘッドレストもついている。アームレストは可動式で机とぶつからないようにすることができる。会社の椅子よりいいかもしれない!

ただ残念だったのは、「組み立て説明書」や「ご利用上の注意事項」のペーパーに、製造者や販売者の名前や住所が記載されていなかったこと。紹介されているホームページをPDFにしておかないといけません。

とにもかくにもライティングデスク(よろしければ11月21日のブログをご覧ください)と合わせて約3万5000円の出費。「その分、よけいに稼げよ!」との家族からの声が聞こえてきそうです。


通勤電車に思うこと

2021-11-26 21:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

今日は、日ごろ利用している通勤電車について思うことを書かせていただきます。

1.車内放送の自動音声

私が利用している通勤電車で社内の自動放送が始まったのは、約10年前のことです。たしか、「サービスの均一化のために、まずは一部の車両から導入し、広げていく」との説明がホームページに載っていました。

しかし、今でも自動放送でない編成もあります。10年経過しても、均一化は達成できていないことになります。導入は簡単なことのように思えるのですが、できない理由が知りたいものです。

 

2.冬の扉

朝は各駅停車に乗って終点まで座っていきます。特急電車なども走っているので、途中、4駅で通過待ちとなります。

そのうち3駅が地上にあるのですが、冬は待っている間に扉から冷気が入り込み、暖房がかけられていても寒くてしかたがありません。

多くの編成では、その間、「暖房効果を高めるため」として4つのうち3つの扉を閉めてくれます。

そうです。「多く」であって「すべて」ではありません。前日は閉めてくれたのに、前日より明らかに寒い今日は閉めてくれない、ということもあります。

また、3駅すべてで締めてくれることもあれば、停車時間が短い駅ではそのままのこともあります。

これでは、「サービスの均一化」にはなっていないと思うのですが、いかがでしょう。

 

3.日本語として正しくないのでは

各駅停車が通過待ちする際は、通過する電車とは別のホーム(線路上)で待機します。半月を想像していただくと、上からまず各駅停車が右側の弧の部分に進入します。次に通貨電車が左側の直線部分に進入します。弧と直線の接点がポイントとなるわけです。

各駅停車が進入する際、多くの車掌さんが「ポイントを通過するため電車が揺れますのでご注意ください」とアナウンスします。しかし、「ポイントを通過するのが理由で電車が揺れる」のなら、通貨電車もポイントを通過するわけですから揺れることになります。実際は、少しガタゴト音が大きくなるだけで、そんなことはありません。

「ポイントを通過する際、揺れますのでご注意ください」とアナウンスする車掌さんも少数ですがいます。私はこちらの方が正しいと思っています。