救助求む

左右の背中の筋がつった。
それもトイレで。
うっ動けない。
ずっと、ケツを出している訳にもいかないので、何とか動いて、とりあえず横になった。
オトンは雨の中「畑を見に行ってくる」と実習生と出掛けた。
こんな雨の中畑見に行ったら、絶対あいつ畑に突っ込んで出られなくなるぞ。
横になり、少し楽になったので背中を丸めながらビニールハウスまで行って仕事開始。
スマホは倉庫にて充電。

オトンは二時間経っても畑から帰って来ない。
内心やりやがったなと思っている。
ビニールハウス内は雨音で賑やかで、外の音はあまり良く聞こえないが、軽トラが止まってまた行ってしまったような感じだった。
ビニールハウスの戸が開き、泥だらけのオトン登場。
ハイ予想的中。
話を聞けば、軽トラは畑に突っ込み出られず、実習生がスマホで僕に助けを求めたが、助けに来ず。
だって充電中ですもの。
その前に、自分のケータイ持っていかないオトンが悪いのでは？
なので、実習生が通訳さんに救助を求め、通訳さんが農協職員に救助を求め、農協職員からまた僕に救助を求めたが、また僕に連絡着かずに、農協職員さんがオトンだけを救助。
トラクターで軽トラを救助に。
ホント実習生に申し訳ことしたわ。