軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

チンゲン菜と激痛

2017-05-02 19:54:19 | 農業
昨日の軽井沢青年部定例会が終わった後、チンゲン菜農家の友人に「チンゲン菜の苗20本ぐらいちょうだい」と頼んだ。
「明日チンゲン菜の苗植えているから、取りに来てください」と。
そんな訳で今日の予定としては、「友人の畑までチンゲン菜の苗を取りに行く」だ。
友人の畑まで往復30分。そのぐらいなら実習生に仕事を頼んでも抜けられる。
今朝も霜が降りた。寒い。
だから、朝はゆっくりとしていた。
すると家の電話が鳴る。
ケータイの普及に家電は、最早不幸を告げるツールにしか過ぎない。
その不幸のツールに耳をあてると、予想は的中。
「畑前にも言ったけど耕してくれない」と催促の電話だった。
耕していないのは忘れた訳ではない。暇じゃないからだ。
僕の予定は家族の理解を得られないと昨日のブログに書いたが、僕の仕事は近所のおばちゃんから理解を得られていないようだ。
またまた実習生に仕事を頼み、僕はおばちゃんの畑を耕しへ。
おばちゃんの畑はデッカイ石がロータリーをする度に出てくる。
だから「石を拾っておいて」と頼むがそのまま。
ロータリーをしながら、見える石をトラクターから降りて拾う。
ロータリー壊れたら大変な事になるから。
人の畑を石拾いながらロータリーする人いる?居ませんよ。
ロータリーをした後に出る石は拾わない。
でも、秋にロータリーする時に僕がまた拾うんだろうな。
やんなっちゃうよ。
それが終わった所でチンゲン菜農家の友人から「取りに来ますか?」の電話だった。
実習生の所に戻ってみると、こりゃ後30分仕事を抜けてもOKだな。とチンゲン菜の苗を取りに。
畑に行くと友人のお父さんもいて「修くんどのぐらい持っていく?20枚?」
20枚って?
1枚280本ぐらいあるんじゃないの?
5000本越えるぞ‼家庭菜園レベル越えすぎだぞ。
「そんなん作るより出来たの好きなだけ取りに来な」と日本一のチンゲン菜農家は言うことが違うわ。

午後、畑に鹿が侵入しないようにネットを張る。
畑の横は綺麗に草刈りをしてある遊休農地。
そこに足を踏み入れた瞬間「痛っ!何?何?何?」ふくらはぎに激痛。
ズボンの上から激痛のふくらはぎの場所を擦ってみる。
ん?何か刺さってる。
長靴を脱ぎ、ズボンを捲る。
ふくらはぎに注射針程のトゲが刺さっている。
こりゃ抜かねばと「うぁ!痛っ!痛っ!」と痛みを堪えながらトゲを抜く。
3センチぐらい程トゲがふくらはぎから出て来た所で手を止める。
「え?まだ?まだ入っているの?」
横にいる実習生も驚きの表情だ。
再びそっとトゲを引き出す。
長っ!
5センチぐらい足に刺さってた。
その長さのトゲを見た瞬間から激痛再び。
トゲの長さにゾットしたわ。
アナルぞくぞくするわ。
で、ハイこれで仕事終了。