ここ数年この時期恒例となった娘との東京観光。
7時に家を出るか7時30分に家を出るか、結局7時30分に家を出ることにした。
それが命取り。
さて、暖気でもしてと思いながら、何気にスマホを見る。
着信とLINEが来ている。
火事出動のようだ。
え?マジで?どうすんねん?
もう娘は着替え終わり行くばかりのスタイルである。
そこに消防のお偉いさんから「おっちゃん部長が電話に出ないから、みんなに出動って連絡してくれる?かなり燃えてるから」と。
また?また部長連絡取れないの?
娘に「火事だから、ちょっと行ってくるわ」
「早く行って、早く」と寛大な娘。
担当地区の建物の火災、そんなに簡単には帰れないのは分かっているが、とりあえず“ちょっと行ってくるわ”と家を出る。
連絡を取ったが詰所には僕しか到着してなかった。
どうする?
もう一人の班長が来たところで、とりあえずポンプ車をサイレンけたたましく鳴らしながら現場へ。
現場到着すると「交通整理してくれ」とお偉いさんから言われるが「交通整理してくれって二人しか居ねぇよ❗」と捨て台詞。
二人しか居ないので、ポンプ車で道を封鎖。
その内に団員が次々駆け付ける。
有り難い。
消防署員が建物の外から消火活動。
その消火している署員の後ろからホースを支えろとの指示に署員の後ろでホースを持つ。
その内、署員は建物の中へ。
え?中に入るの?
僕、火の最前線の後ろに入ってくの?
マジか?
建物の中は煙が凄く、放水した水が天井から滴り落ちてくる。
その滴り落ちてくる水は火でお湯になって落ちてくるのもあり熱いわ‼
白い煙に噎せ、咳き込む。
これ?僕やってて良いの?
酸素マスクしてる人の仕事だよね?
だよね?
これ死ぬよね?
消防団員の消火の範囲越えてるよね?
すると後ろから、団長、副団長らが「外でホースを持て」と。
おいおい!ポンプ操法では水出している人の後ろでホース持つのが基本だろ!良いのか?
じゃあポンプ操法の意味ないやん?
でも、僕即撤退。
副団長に「屋根落ちてくるから、そんな入らなくても良いから」
屋根落ちてって、それあたし死ぬところやないですか!
ずぶ濡れの僕の防火服はマイナス気温にガリガリに凍りつく。
寒い。
寒い。
建物の中の方が暖かったわ。
火災発生から3時間漸く鎮火。
1名の方が亡くなってしまいました。
ってあたし建物の中入った先にいたの?
重要参考人探偵のようにまた死体見付けるところじゃん。
鎮火で消火作業が終わると出動した消防団5,6,7,8部整列。
部の先頭は部長が基本。
部長未だ来てねぇ~し。
連絡取れねぇ~し。
焼死体が部長かと思ったわ。
火事は鎮火したが、僕ら団員は部長が来ていない事に怒りの炎は燃えている。
部長と次の部長の班長も来ていないので、僕先頭。
団長挨拶後解散。
しかし、また火が出ないか残火処理で8部と7部が残る。
部長とその下の班長が来ていない以上指揮を取るのは、僕である。
回りからは「ついに修さんの部長の時代がやって来ましたね」
「修部長」
「修部長」と団員らが囃し立てる。
「もう、あいつらの時代は終わりだ❗これからは俺らの時代だ❗」と時事ネタを入れての残火処理体制へ。
これ聞いたら、僕ビール瓶で殴られるな。
こんな感じでと指示を出すと、団員らが「娘さん待ってるんで帰ってやって下さい。あとは僕らで」と。
お言葉に甘えて11時過ぎに帰宅し東京へ。
六本木ヒルズにてハンバーガーを娘が食べたいと言い出した。
おい!おい!マックの何倍だよ。
どんだけ贅沢なんだ?
そのお高いハンバーガーを食べるとまぁスモーキー。
このスモーキー感は…?
わしの手が煙臭いんじゃ❗
東京観光を切り上げ9時過ぎに帰宅。
娘が車から降りたら、9時から夜警に来ている団員のいる詰所へ顔を出しに。
とりあえず今日残火処理抜けたお詫びと、今日の火災の話を火災出動出来なかった団員へ報告を兼ねて。
7時に家を出るか7時30分に家を出るか、結局7時30分に家を出ることにした。
それが命取り。
さて、暖気でもしてと思いながら、何気にスマホを見る。
着信とLINEが来ている。
火事出動のようだ。
え?マジで?どうすんねん?
もう娘は着替え終わり行くばかりのスタイルである。
そこに消防のお偉いさんから「おっちゃん部長が電話に出ないから、みんなに出動って連絡してくれる?かなり燃えてるから」と。
また?また部長連絡取れないの?
娘に「火事だから、ちょっと行ってくるわ」
「早く行って、早く」と寛大な娘。
担当地区の建物の火災、そんなに簡単には帰れないのは分かっているが、とりあえず“ちょっと行ってくるわ”と家を出る。
連絡を取ったが詰所には僕しか到着してなかった。
どうする?
もう一人の班長が来たところで、とりあえずポンプ車をサイレンけたたましく鳴らしながら現場へ。
現場到着すると「交通整理してくれ」とお偉いさんから言われるが「交通整理してくれって二人しか居ねぇよ❗」と捨て台詞。
二人しか居ないので、ポンプ車で道を封鎖。
その内に団員が次々駆け付ける。
有り難い。
消防署員が建物の外から消火活動。
その消火している署員の後ろからホースを支えろとの指示に署員の後ろでホースを持つ。
その内、署員は建物の中へ。
え?中に入るの?
僕、火の最前線の後ろに入ってくの?
マジか?
建物の中は煙が凄く、放水した水が天井から滴り落ちてくる。
その滴り落ちてくる水は火でお湯になって落ちてくるのもあり熱いわ‼
白い煙に噎せ、咳き込む。
これ?僕やってて良いの?
酸素マスクしてる人の仕事だよね?
だよね?
これ死ぬよね?
消防団員の消火の範囲越えてるよね?
すると後ろから、団長、副団長らが「外でホースを持て」と。
おいおい!ポンプ操法では水出している人の後ろでホース持つのが基本だろ!良いのか?
じゃあポンプ操法の意味ないやん?
でも、僕即撤退。
副団長に「屋根落ちてくるから、そんな入らなくても良いから」
屋根落ちてって、それあたし死ぬところやないですか!
ずぶ濡れの僕の防火服はマイナス気温にガリガリに凍りつく。
寒い。
寒い。
建物の中の方が暖かったわ。
火災発生から3時間漸く鎮火。
1名の方が亡くなってしまいました。
ってあたし建物の中入った先にいたの?
重要参考人探偵のようにまた死体見付けるところじゃん。
鎮火で消火作業が終わると出動した消防団5,6,7,8部整列。
部の先頭は部長が基本。
部長未だ来てねぇ~し。
連絡取れねぇ~し。
焼死体が部長かと思ったわ。
火事は鎮火したが、僕ら団員は部長が来ていない事に怒りの炎は燃えている。
部長と次の部長の班長も来ていないので、僕先頭。
団長挨拶後解散。
しかし、また火が出ないか残火処理で8部と7部が残る。
部長とその下の班長が来ていない以上指揮を取るのは、僕である。
回りからは「ついに修さんの部長の時代がやって来ましたね」
「修部長」
「修部長」と団員らが囃し立てる。
「もう、あいつらの時代は終わりだ❗これからは俺らの時代だ❗」と時事ネタを入れての残火処理体制へ。
これ聞いたら、僕ビール瓶で殴られるな。
こんな感じでと指示を出すと、団員らが「娘さん待ってるんで帰ってやって下さい。あとは僕らで」と。
お言葉に甘えて11時過ぎに帰宅し東京へ。
六本木ヒルズにてハンバーガーを娘が食べたいと言い出した。
おい!おい!マックの何倍だよ。
どんだけ贅沢なんだ?
そのお高いハンバーガーを食べるとまぁスモーキー。
このスモーキー感は…?
わしの手が煙臭いんじゃ❗
東京観光を切り上げ9時過ぎに帰宅。
娘が車から降りたら、9時から夜警に来ている団員のいる詰所へ顔を出しに。
とりあえず今日残火処理抜けたお詫びと、今日の火災の話を火災出動出来なかった団員へ報告を兼ねて。