テンパり告別式

告別式に向かう。
式場は車で約20分。
途中次々と黒いネクタイをした人達とすれ違う。
え？
え？
え～～？
これ絶対御焼香終わって帰って来てる人だよね？
そうに違いない。
ここからまだ式場までは10以上かかるぞ。
このペースじゃ御焼香終わるぞ！
どうしょう？
行くの止めるか？
イヤそうは行かない。なぜなら香典預かってるし。
そう思いながら車を走らせるが、まぁこれがまたまだ次々と御焼香を終えたと思える方々とすれ違う。
式場到着。
駐車場ちんやり。
人いねぇ～
それでも式場内に入る。
まだ御焼香は終わってはいないようだが、逆の立場だったら｢おっせーよ！｣って思うだろう
受付は友人の農家の方がお手伝いでやられていて｢すみません。遅くなりまして｣と香典を出そうとすると、｢おっちゃん灰寄せだよね？｣
え？
灰寄せ？
なんで？
もう誰も御焼香してない状況にかなりテンパってる僕に、まさかの灰寄せの追い討ち。
じゃあ僕受付け、一般じゃなくて灰寄せの方？
そんな香典多額包んで来てないよ。
どうするんだ？
｢あっ灰寄せじゃないわ｣
でしょうね！
灰寄せで有るわけない。
普通なら御焼香出す、並ぶんでからの御焼香と言うルーティーン。
それが香典を出すハイ御焼香。
またもテンパだ。
まずは葬儀委員長に挨拶。
喪主に挨拶。
｢この度は遅刻してすみません｣って言いたい。
御焼香を済ませ逃げ帰るように式場をあとにする。
とりあえず、ブログにてホント告別式遅れて申し上げありませんでした。

そして夜は｢なんですの？｣｢どう言うこと？｣｢何で僕？｣で焼肉に行ってからの帰宅？