川砂とねこまんま

川砂を入れたお菓子の箱と欠けた小皿。
子猫に用意されたのはこれだけです。
猫砂もキャットフードもまだありません。

ドッグフードはビタワンってのがありました。

この頃はまだ、犬は犬小屋で味噌汁ぶっかけごはん、
猫は軒下でおかかを混ぜたねこまんま。

ペットショップは『犬屋』マルチーズやスピッツとかの小型犬を『洋犬』
室内で飼われているわんこは『お座敷犬』なんて呼んでました。

洋犬を犬屋で買って、お座敷犬にしているのは一部の『お大尽』のお宅です。
さすがに犬の放し飼いは減ってきてましたが（この数年前までは放し飼いもありでした。）

猫は放し飼いが当たり前。

犬、猫は飼われているもので、彼らが家族になるのはもう少し先の話です。

高度成長期が終わりをむかえた、オイルショックとかの頃ですね。