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動物病院は年末~お正月の体制に入り昨日は代診の先生だった。
どうやら新年まで先生方が交代で、点滴に通っている私達のような人達のために診療を続けてくれるらしい。
ニンゲンの病院はお正月は休診になる。
忘れられない事なのだけど、もう10年くらい前、末期がんで家庭療養をしていた伯母が年末~お正月辺りがヤマだった。
通っていたかかりつけの主治医の先生が「末期がん患者であり、余命数日」と一筆書いてくれる事になっていた。
そして、急変の時は救急病院の医師にそれを見せるように、と。
・・・が急変はその手紙を受け取りに行く前日の夕方、医院が閉まる時間に起きた。
掛かりつけ医の電話は留守電の応答で、「診療時間の終了」を繰り返し伝えているだけだった。
救急隊が到着したとき、伯母はすでに息がなく、家族が蘇生を望まなかったため搬送されず警察が介入した。
なんだかね・・・運なのかね。
あの時、ほんの数分の差で伯母は検死になり、2時間後に裸で返された。
何年も通った『かかりつけ医』があったのに。
もう一日生きていてくれれば、主治医の一筆があって警察の介入なんてなかっただろうに。
大きさはこれくらいになってしまった。2才くらいの頃。
小さいけどふっくらしていたよ。