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火曜日の夜、もう歩けないネコさんを抱いてきて、布団に入れて寝たあの最後の夜。
夜中に痙攣するように足をつっぱらせ、何度も私のお腹を蹴った。
水曜日に仕事に行くとき、帰るまで生きていないんじゃないかと思ったけれど、まだ生きていてくれて、
一度しっかり目を開けた時ダンナが「今夜はまだ大丈夫そうだ」と言った。
私はその時何と思ったか。
『今日はもうこのままカゴにいれておこうか』
「でも、先代ネコの時のように一人にしないでこの部屋で・・・』
『やっぱり抱いて寝るべきか・・・』
迷いに迷っていた。
その頃のネコさんからは死臭のような、嫌な臭いがかすかにしていて、正直、怖かった。
1時間後に「そんな心配しなくても、もう行くからいいよ」とでも言うように、静かに逝ってし
まった。
避妊手術の後。
病院の受付でお金を払っている間、「ニャーニャー」鳴いていた。