8年前の今日、このネコさんを拾いました。
正確に言えば救出しました。
ニンゲンどころか親猫さえも入れない、家と家の隙間で必死に鳴いていた仔猫。
雨の中で親猫を呼んでいた仔猫。
鳴き声を頼りに探していた時、懐中電灯の光の輪の中に浮かび上がった
小さなネコのシルエットを今でもしっかり覚えています。
よちよちと歩いてはうずくまり、自力で出ても来れず・・・。
助けに行くこともできない、壁の隙間。
ダンナが釣り竿で突つき、妹がひっぱりだして。
受け取った時の手のひらに乗った、300gのかすかな重みも昨日の事のように思い出せます。
まさか、こんなものが育つとはね・・。
ま、やられてるのはダンナだからいいけど。
もう間違っても手の平には乗れませんね。
元気ならいい、元気だからいいのだ。