鉄マニズム
ホイドーズ鉄マンの日々
 



2000年の年の瀬

東京は寒空、道は人でごった返している


男はギターを抱えて今夜うたう場所を探して歩いていた。

男はまるで終わりのような顔をしていた

一人旅が過ぎたようだ、
その顔は疲れ、何処かふらふらと、目的もあるんだか、無いんだか、

男は限界を感じていた、

自分の無力さを感じていた、

もう、辞めようか、、
もう、帰ろうか、、

ごった返した人混みの中で、

世の中に表と裏があるとすれば
今は俺はどちらにもいないな、、

など、トンチンカンな事も考えだす始末。重症である。

この男、大層考え込む割には、
少々いい加減な所もあり、

それに加えて、相当な負けず嫌い!

そんな男が出した答えがこれだ

『音楽で大成しようと思ってたけど、才能無いんじゃしゃーねーなー、でもこのまま辞めるのも馬鹿くせーし!だからと言って、もうつまんねーんだよなー、
一人でやるの、、、一人でやるの、、一人でやるの、、、
誰かとやるか、、そういえば一人ギター弾いてるって奴がいたなぁ、どれ、ひとつ誘ってみるか、
ちょっとやってみて、ダメならまた考えるか?』

人の脳とは面白い。
考えてるウチに、辞めようなんて考えは何処かへ行ってしまってるのである。

そうして2000年に終わりかけていた男は2001年にサクッと復活する。
そして今、15年目のその道を歩いているのだ。


ちなみに今回使った写真は、M氏から頂いたホイドーズのメンバー写真です、

額に入れてRABの放送局に届いておりました。
この場をかりてお礼を言わせて下さい。
ありがとうございます!

ライブ会場に飾らせて頂きます!

コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )