鉄マニズム
ホイドーズ鉄マンの日々
 



悲劇、将軍の行方
今宵は艶子の事を話しておこうか、、語り部 鉄マン

第九話 [艶子]

次郎丸を悲しい目で見つめる身籠の女。次郎丸の兄、一郎丸の妻、艶子である。
実はこの艶子、もともとは次郎丸と恋仲であった。

しかし兄、一郎丸も艶子の事を好きになり、幾度も幾度も艶子の元に求婚をしにいったのである。

次郎丸と艶子の仲を知らなかった兄は、艶子の美しさ、なんともいえない、いい香りなどをよく次郎丸に語っていた。

次郎丸は言い出す事が出来なかった。
艶子の事を好いてはいたが、兄は将軍になるお方、艶子もきっと兄のほうが幸せに暮らせるのでは?

そう思い、艶子に別れを告げた。
艶子はいつもやさしくしてくれた次郎丸に言われた別れ、

つらかったが、次郎丸の涙を一杯にためた顔を見ると素直にうなずくしかなかった


それから、一郎丸と艶子は祝言をあげた。

一年がたち、待望のやや子である。

皆が大事に大事に艶子を見守っていた。

そして次郎丸もまた、兄、艶子、そしてそのお腹の子、
自分が守らねば、とおもっていた。




艶子は[将軍即位の儀]の日、将軍になった次郎丸を見て、これから起こる事柄を見つめていく決心をしたのだろうか。
これから起こる悲劇を、、、

つづく

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




事故もなく無事終了しました!

これから打ち上げです!

かんぱ~い!!


写真は未来の津軽衆ロッカー達!!

おまえ等!俺が元祖だかんな!!

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




さぁ!飯食って、やすんで、つぎもがんばろう!!

ちゃんと出来てるつもりっす!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




なんとか集合時間に間に合った俺鉄マン!

これから出陣式に向かいます!

顔ぱんぱんです!
胸焼けしてます!

がんばります!

お~!!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日は長慶苑飛馬の星の最終リハに参加し、そのあとは思い出の店にいって、懐かしい味に舌鼓!

明日が楽しみだ!
がんばろうぜ!!べかちゃん!

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




悲劇、将軍の行方

第八話 [鬼神槍]

仁太は町に戻り、人をかき分けていた。

町中の人達は皆、将軍家のほうへ集まっていた。


次郎丸が将軍の位を引き継ぐ事になり、そのための式が行われていた。
皆、次郎丸の晴れの舞台を一目見ようと群がっているのである。
集まる人達を、あくせく整理している男がいた。
文衛である。

文衛は人混みの中で泳いでいる仁太を見つけた。

[おぉ!!仁太殿!!こちらでござる!こちらでござる~!]

町人達はさっきまで屋敷の前で[ここより先はだめでござる]

と声を張っていた、よりき文衛が、みたかんじ15、6さいぐらいの、つぎはぎだらけの着物を着た少年を引き入れるなど、、

あたりは静まった。
驚いた町人達は仁太の前をあけた。

仁太はすこし、いい気持ちになった。

屋敷の中に入ると式はちょうど終わるころだった。

一体何人ぐらいいるのだろうか、百人ぐらいだろうか、よくはわからなかったが兎に角沢山のお侍様が皆頭を下げていた。

その横をそろそろと前の方にいってみると、最前列には、蔵三、鷹滋、冬力の三人が居た。

そしてその少し離れた所に次郎丸が侍達と向き合って居た。
緑色と黒色で出来た鎧を背にして、手には大きな槍をもっていた。

蔵三が
[これにて次郎丸様の第12代将軍即位の儀、終了いたしまする。]
と、大声で言った。
将軍次郎丸の誕生である。
仁太はこのような場所に自分が居ることに嬉しくて震えた。

次郎丸は兄から受け継いだ槍[鬼神槍]をまじまじと見ながらこれからの事を考えていた。

素直に喜べる訳がないのである。

自分は生涯かけて兄の補佐をするつもりであり、そしてその次の将軍になるであろう、兄の妻である、艶子のお腹の中のまだ見ぬ若君をこの命果てるまで、、
と、おもっていた。
まさか、自分が将軍になろうとは、、


だいぶお腹のおおきくなった艶子が悲しそうな目で次郎丸を見ていた。

つづく

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




実家に帰ってきて、早々、ギターを弾いていたら花瓶を割りました!

まだこの家は俺がギターを弾くのに適していないようです!

そんなアグレッシブにギターを弾くおとこのライブがあります!
代々木で!

その名もフライングダッチマン

もし今日東京にいたら絶対いってたライブです!

たたけ!たたけ!
ギターを叩け!

吼えろ!吼えろ!
かもんぜき!!


代々木ラボ
18:30オープン
19:00スタート
2500ドリンク別
ダッチマン出演は20時から

いいぞ~!このバンド!

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




悲劇、将軍の行方

第七話 [出陣]

ここは岩木岳の麓、稲田村である、村といっても二十ほどの農民が集まった集落である。

仁太の家はその村でも一番はずれの方にあった。

仁太は、ばぁさまと二人暮らしである。
仁太にとって、ばぁさまとは、自分が気がついたときには、もうすっかりばぁさまで、両親のいない仁太にとっては、育ての親であり、遊び友達でもあり、

それに村一番の物知りであった。

村人は何かあるごとに、この仁太のばぁさまを訪ねては、あれや、これやと聞いていった。

そんなばぁさまを誇りにおもっていた。

仁太は昨日の事を話した。

[ばぁさま~、わがるがい?鬼の住みか。]

ばぁさまは少し考えて、

[仁太、おめー、鬼みてぇんだが?]

仁太は

[うん、次郎丸様にたのまれだんだ。

オラなんだが、、、探してあげたくなったんだ、約束もしたし、、、]


ばぁさまはそれ以上は何も聞かなかった。

この村にもすでに将軍様を殺めたのは鬼だという話は聞こえていた。

その事であろう


それよりも、甘えん坊で自分の事しか考えなかった仁太が、はじめて人の為に何かしようとしているのである。

ばぁさまはその事が嬉しかった。


[仁太、大変だぞ、遠いんだぞ、おっかねぇんだぞ!
生きて帰ってこれねぇがも知れねぇんだぞ!
それでもいいんだが?]


仁太は

[ばば様、男には、行くな行くなと言われても、いかねばならぬ時がある!

熱く燃えるこの命、ばば様、これはあなたから受け継いだものとおもうてくれい!!]

仁太はまた侍口調になっていた。

それから
ばぁさまから聞いたことを忘れないように(仁太は字が書けない)何度も何度も繰り返し口ずさみながら、次郎丸の元にはしったのだった。

うすぐらくなった山の麓には牡丹の花が咲いていた。


つづく

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




五年ぶりの深夜バスの旅!!

こりゃ寝れないぜ!

時間もたっぷりある!よし、小説かこうかな!

悲劇、将軍の行方
はじまるよ!

第七話!どうぞ~

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いくか!!
津軽は弘前!

今回の旅はギルド丸はお休み!

代わりにこいつをつれていく!

その名も![五反野じじぃ]
あと、梅田も。
重ねた月日だけのいいおとするんだ!!

いってくるぜい!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ