心を込めて

心の庵「偶垂ら庵」
ありのままを吐き出して 私の物語を紡ぎ直す

不安で苦しい夜を越える為に

2022-12-04 13:35:11 | 不安な時の

不安でたまらない、不安が発動している。回避や依存をしたがっている自分を感じる。

自分を守るため防衛反応に逃げたがっている、投影や投影同一視や退行に行ってしまいたい。

守られ癒されたがっている、母の胸で何も考えないでまどろんでいたいとも思っている。

いつものルートを使って自責の沼へ行き、回避と自己防衛の狭間で苦しみ続ける。

しかし私はもう自立と成熟を目指すと決めたのだ。一時的な逃避は最終的に自分を苦しめるものだと知ったから、この先もずっと同じ苦しみを抱えていきたくないと切実に思っているから。

アルコールにも他責にも逃げないと決めたのだ。回避して自分を守るのは簡単だし、○○が悪いと責任転嫁することも簡単だけれど、自分が判らなくてモヤモヤする事も苦しいことだから。

依存したがっている自分を律して今辛い夜を越えようとしている私。頑張れ私。


寂しい

2022-10-09 23:14:18 | 不安な時の

愛してほしいの そのままの私を

ただあたたかく包んでほしいの

大切な存在だよって教えてほしいの

安心してもいいんだよって

生きていてもいいんだよって

わからせてほしいの

そんな思いをいつも誤魔化している私が

自分で叶えるしかないということを

疲れた夜は思い知る

希望はあるんだってまた自分を鞭打つの?

立ち上がる勇気をまた搔き集めなくてはならないの?

そんな時もあるってわかってる

かなしくても朝は来るってわかってる

それが私の人生だってわかってる

不幸が特別じゃないこともわかってる

自分を愛する

自分を信じる

そんな簡単なことが私には難しい

だからただ愛してほしいとおもうの

あたたかく包んでほしいと思うの


結末と気づき 移籍④

2022-06-23 14:39:06 | 不安な時の

「結局、人は傷つけあう」「心理的な成熟度」

「様々な喪失と防衛反応」「人間は未熟な生き物」

今回の移籍問題で開放を得た、笑ってしまうくらい心が軽くなった、その時は。

結局人は傷つけあうのだ、どんなに慎重に事を運んだとしても備えたとしても。

それぞれが自分の人生を取捨選択する、よりよい結末の為の生存競争はあからさまに利己的だ。

そんな当たり前のことがわかった気がした、それでいいし、人間なんてそんなものなのだ。

まだまだどこかで「人の為に生きなくてはいけないのに」という思い込みがあったのかもしれない。

そして、震災時の傷つけあった出来事への弔いができた気がした、自分も親類も許せる気がした。

 

移籍問題は、社内選考が終了し元受け側と次の段階に入る予定だった、しかしそうはならなかった。元受け側がこの話を無かったことにしたのだ、理由は分からない。条件について元受け側に相談しろと投げられたメンバーが騒いだせいだとも、そもそも打診でしかなかったとも有耶無耶だ。

遺恨は、人選で切り捨てようとした責任者との信用問題、メンバー内の疑心暗鬼、事務作業の混乱。そして、この数週間の混乱と人生の節目の選択による個々の喪失は大きかった、責任者も含め皆がより良くあろうとして傷つけあったから。

何かが変わってしまったという「繋がり」がいくつか見えてきた。喪失感を人のせいにするもの、達観したもの、肯定感が揺らいでしまうもの。特に、会社の為に仕事の為に頑張ってきた、貢献できていると自負してきた者たちは大きく揺らいでいる気がする。「もしかして自分の価値は低いのか?」と自信を失ったように見える。無自覚な喪失感、時間が経過してさらに醸成された喪失感が彼女たちを蝕んでいる気がする。

コロナウィルスによる生活様式の変化、家族形態の変化、時代の進化によるストレス、そこに移籍問題でのストレスが加わり我慢も限界だ。それなのにどれも責任の所在ははっきりしない、誰のせいにもできない憤懣が大きく膨らんでいる気がする。

結局人は「自分を守るために他人を傷つけるのだ」と気付いた当初は、肩の荷も下りた気がしたが、今は他者の憤懣が自分に向きそうで怖い。スケープゴートになりやすい人との関りの下手さに、ふっと自責が生まれる。気付かないふりをして明るくふるまっても逆効果、空回り感がある。

人を気にせず自分でいられますようにと願う毎日である。


人との関わり方

2022-06-06 21:27:04 | 不安な時の

〇別ルート

〇アイカムファースト

〇理性に寄せる

〇行動する

〇応答的関り

〇自分の感情の理解

〇対等な関係性

〇客観視

〇境界線の強化

〇心の自立

〇自分らしくやる

〇開き直る

×お世話コミニュケーション

×愚痴悪口コミニュケーション

×へり下りコントロール

×報酬系依存

×要求的関り

×自責志向

×恐れ

×無価値

×なんでも譲る

×自己犠牲


あの時みたいに傷つけあって 移籍③

2022-04-23 15:20:06 | 不安な時の

また、あの時みたいに傷つけあって、関係が壊れてしまうのではないかと恐れている自分がいる。

職場の混乱は続いていて、移籍に応じる応じないで三者三様、面談も悲喜こもごもで、怒りと嘆きで満ちている。仕事が元受けに戻るだけなのだけれど、どのように委譲されていくのかスケジュールは未定で、働く人間の移籍先の条件についても、仕事の進め方についても、これから擦り合わせていくことになる、こんな状態で移籍するかしないかを決めるのは難しい判断なのだが、会社は個々の感情にはもちろんお構いなしだ。

関連付けるべきでないことは分かっているが、縺れた糸をほぐすためにあえてこの問題を深く捉えている、自分を助けるために。

震災前、皆それぞれ自己や家族の膠着した問題を抱えていた。ごまかしていた問題に震災によって直面せざるを得なくなった時、混乱の中で故郷の人たちは傷つけあったように思う。それまで隠していた本心、気付いていなかった憤懣に直面し、自己処理できずに他者を攻撃したように思う。「親や故郷を捨てた」「家族を蔑ろにした」「逃げた」と他者を悪者にすれば、自分の問題に目を向けずに済むから。

それらと同じように、職場でも移籍に応じるもの残留を決めたものとで温度差が生まれている。しらっとした空気感の中で普通に振舞うのはなかなか胆力のいる技で、そんな中私は不安で怯えている、またあの時みたいに傷つけられるのではないかと怖くてたまらない。

震災後、問題を表面化させないよう務めて頑張った、問題山積なのに何でもないように振舞って幸せであると糊塗していた。自分の感情にすら蓋をして「これぐらいで音を上げてはいけない」と怒りや悲しみさえ感じないようにしていた。ぶつけられた他者の感情さえ自分が悪いのだからと飲み込んでいた。これまでずっと苦しかった、自分を悪い人間だと感じるのは、泣き出したかった、辛くて哀しかった。

もう間違えたくない、自分の為にするべきは、この悲しみや怒りをきちんと感じることだ、腹立たしいと正直に感じることだ。

そして「震災」であれ今回の「他社移籍問題」であれ、皆「自分の判断で自分を決定したのだ」と認識することだ。境界線をはっきりさせること、そして自分の決定に「自信と責任」を持つことだ。

もし、責められたとしても罪悪感を感じなくていい、その罪悪感は誰のものなのだろうか、その怒りは誰のものなのだろうか。自分でいるという事は他者の防衛反応を自分のものにしなくていいという事だ。他者の心の問題は他者のもの、私はもう誰かの悩みを受け持たない、肩代わりしない。他者の苦しみに気づいたり、悩みに寄り添うことはあっても、間違ってはいけないのは「自分の感情」では無いという認識なのだ。

ではどうするか、私は皆が思うようになれればいいねと思う。そしてこれまで職場でやってこれたのも、心の問題に取り組む切っ掛けをもらえたのも、話を聞いてもらえたのも、知り合えたおかげだと感謝することだと思う。