今日はクライアント様のワンちゃんの皮膚炎が
改善した体験談をご紹介します。
ミニチュアシュナウザー8歳のオスの皮膚炎が
なんと1回の相談会で、改善した症例です。
犬の皮膚炎は多いのですが、なかなか1回でここまで
すっきり改善してくるケースは少ないので、
クライアント様に処方の他にご自分で試した事を伺うと、
『やはり!』と思う事がありました!
そこで、愛犬の皮膚炎に悩むオーナー様にその情報を
シェアしていただきたく、体験談を書いていただいたのです。
愛犬の皮膚の悩みの解決策の1つになれば嬉しく思います。
体験談は、クライアント様からいただいた原稿をそのまま掲載してます。
*このブログで使用されている文章や写真等を無断で複写、
転用、転載、リンクすることを堅く禁じます。
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ミニチュアシュナウザー(8歳オス)の皮膚症状が改善したケースです。
2021年10月6日時点では、胴体の両側面に丸く盛り上がる縁がいくつもありました。
それは、真菌の一種ということで、とても痒がり、
足で引っ掻いたところからは血がにじみ出たりもしていました。
ネットで調べてココナッツオイルが良いという情報が出ていたので、
ココナッツオイルを塗っていました。
毎日塗っていると、丸く盛り上がった縁の部分がかさぶたのようになり、
ポロポロとはがれおちるようになりました。
だんだんと盛り上がっていたところは低くなりましたが、
その代わりいくつもあっった丸い形が大きく広がりました。
次に、真菌には重曹が良いという情報を知ったので、
重曹の水溶液をスプレーしてみたりもしました。
でも、この方法はかえって症状が悪化する可能性があるので
あまり良くないと片上先生からアドバイスいただいたので、早々にやめました。
この段階ではまだ健康相談会にはかかっていませんでした。
2021年10月15日時点では、胴体中ブツブツだらけになってしまいました。
痒みも相当ある様子で、暇さえあれば掻いていました。
2021年10月29日に第1回の健康相談会がありました。
相談会の中で、今まで良かれと思い、オーダーメイドで注文していた
ドッグフードの中に、うちの犬には合わない成分が入っていることが判明し、
食事は手作りにするようアドバイスを受けました。
片上先生から、真菌は移動するから治療には時間がかかるかもと
言われていましたので焦らずコツコツやっていこうと思っていました。
でもレメデイーを与えていき、食事も変えたことで、順調に皮膚は回復していきました。
皮膚症状は、背中→首→足の付け根→腹部へと移っていきました。
そのように皮膚炎の場所が移動していく中、皮膚症状がひどく出ている間は
真菌がはびこっているからか、水虫持ちの人の足のようなひどい臭いがしていましたが、
改善するに従って悪臭も無くなっていき、元々の黒糖パンのようなほんのり
甘く香ばしい体臭に戻りました。
皮膚症状の始まりは腹部に出来た、一つのできものだったので、
体中を一回りして原点に戻って落ち着いた感じでした。
(とてもホメオパシー的な治癒への方向性だと思いました。)
治っていく過程で老齢なので、だんだんと白髪になりつつありましたが、
症状が見えるようにとバリカンで背中を丸坊主にしましたら、
黒い毛が生えてきて、毛の色艶にも良い変化が見られました。
更に精神的にも変化が見られました。
今までは甘えるような行動はとらず、
常に手を伸ばしても届かないような距離にいましたが、
私のそばに寄ってきて膝に乗ったり、
私の座っている横にピタッと寄りかかるようになりました。
なので、最近では犬用に座布団を私の横に置いてあげて、
好きな時にそこで横になり、くつろぐようになりました。
2022年1月11日、第2回目の健康相談会
わたしにとって、このケースがとても順調で一回の相談会で
ここまで改善することが予想外のこととは思ってもみませんでした。
なので、片上先生から、「何か他にしたことがありますか?」
と聞かれた時は、最初はピンときませんでした。
うちの犬のように早めに改善していくケースはよくあることだと思っていましたので。
そして、あらためてよく考えたら、元々犬のためと言うことではなく、
興味があって読んだ本の事を思い出しました。
「イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法」
腫瘍学博士トゥリオ・シモンチーニ監修、
瀬古口裕司著/出版社:現代書林
この本の75ページに抗カビ・抗細菌の力を持つ「サルベルストール」
について書いてあります。引用させていただきます。
「サルベルストールは、ほとんど植物にしかみられない。
植物は動くことが出来ず、動物よりはるかに害虫やカビ菌など
外敵にさらされる。動物なら動いて追っ払ったり適時に日光浴できるが、
植物は根付いたところが運命の環境なのだ。
そこで自然の理であろう、外敵に耐性する有効成分を獲得するに至った。
土は土自体が殺菌力を持つから土中の野菜などにはあまり見られないが、
雨と空気にさらされる地上の野菜と果物にはこれが多いことがわかった。
特にストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーといったベリー系と
リンゴや梨などは多量にサルベルストールを含有する。
このサルベルストールこそが、強力にカビや菌を撃退、
抑制することが判明したのだ。~中略~
サルベルストールは、農薬を使わない有機の作物にしかみられないのだ。」
これを読んだ私は早速オーガニックのお店にいき、リンゴを買ってみました。
そして、犬にもあげてみたところ、大好物のようで、一度にリンゴの
4分の1くらいはあっという間に食べてしまいます。
おそらく、止めなければ、リンゴ一個分を食べてしまう勢いです。
ホメオパシー以外で何かやったかと言われれば、
このオーガニックのリンゴを与えたことです。
昔から「リンゴは医者いらず」と母が言っていましたが、
その言葉はまさにその通りなんだということに気づかされました。
これがきっかけで、他の食材もオーガニックのものを
なるべく買うようになりました。
豊受自然農の「サンキューブ」や「豊菌グルト」も与えてみましたら、
これも大好きのようです。
というわけで、この数ヶ月の経過をシェアさせていただきました。
今回、食を改善することが健康への一番の近道になるということを
私の犬を通じて気づかせていただきました。
ありがとうございました。
同じような皮膚症状がなかなか治癒しなくて大変な思いを
されていらっしゃるクライアント犬と飼い主様へ
このケースが少しでもお役に立てたら幸いです。
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写真つきで、わかりやすい体験談をありがとうございました。
彼の皮膚炎の原因は、QXマシンによればワクチンに含まれる
抗生物質で、菌に対する耐性が落ち、真菌がはびこってしまい
炎症とかゆみが起きているようでした。
ですから、抗菌剤や抗生物質のレメディーでデトックスをすると
ともに、彼に合った真菌の同種のレメディーを処方しました。
また、毎日食べる食事の中にも、菌類が増殖するために喜ぶ食材が
入っているとわかり、手作り食に変えてもらいました。
愛犬の皮膚炎でお悩みの方は多いので、ここまではセオリー通り
なのですが、1回の健康相談でなかなかすんなり改善しないのが
真菌による皮膚炎です。
ところが、今回のケースはみるみる、炎症が治まり、新しい毛が
生えてきて、2回目の相談会のときにはかゆみもなくなりました。
オーナー様の体験談にある、オーガニックのりんごの威力は、
彼の中の自然免疫力を上げるのにとても役立ったのではないかと思います。
『たかがリンゴ、されどリンゴ』ですね!
真菌で悩む方や愛犬、愛猫は、イタリア人医師、シモンチーニ先生の
おっしゃる、カビを撃退抑制する「サルベルストール」
を多く含むオーガニックの果実を試してみてはいかがでしょうか