が!シャッターが開かない
地震の強烈な揺れで歪んでしまっているようである
何度かチャレンジしてやっと開いた。
外の世界は信じられない光景だった。
ガスのニオイが充満。
崩壊している家。
大変な状況なんだけど人があまりいなくて
不思議に静まりかえっていた。
が!シャッターが開かない
地震の強烈な揺れで歪んでしまっているようである
何度かチャレンジしてやっと開いた。
外の世界は信じられない光景だった。
ガスのニオイが充満。
崩壊している家。
大変な状況なんだけど人があまりいなくて
不思議に静まりかえっていた。
うるさい孝子のお腹にのったティッシュボックスをどけると
「のっかった荷物の重み(←多分ティッシュボックスのこと)で動かれへんかった」
いやいや、あなた。それただのティッシュボックスですから!!
この時、飼っていた猫がいるのだけど
いつもいる部屋に見当たらない
辺りを探してみると部屋の隅っこに丸くなってふるえていた。
よかった無事だ!!
表玄関前につないであるワンコロも無事だった
ただ、その横は天井の瓦が全て落ちていた
ワンコの居る場所がもう少しずれていたら。。。
危なかったと思う
ほんと、今も思うんだけど
生と死は隣り合わせで、その時たまたま何をしていたか?どこにいたかによって
運命が大きく変わってしまう
客間に置いてあるピアノが大きく斜めに移動していた
これ、家に運ぶとき大人4人でやっと運べた重さなのに。。。。
とにかく家の外に出てみよう
裏玄関でもある
お店のシャッター(この時、自営業)を武次と開けてみることにした
武次の無事を確認したあと
廊下らしきところを抜け→台所→リビング→孝子の部屋へと向かった
(当時、honeが住んでいたのは木造住宅の平屋だったので
こうしないと孝子の部屋まで辿り着けない感じになってた)
途中、驚いたのが我が家が断面図のようになくなっている場所があったこと
お隣の家が丸見えなのである。もちろん向こうからも丸見え
目の前は天井が落ちてるので瓦の残骸が積み重なっていた
リビングに辿り着くと、足がやけに冷たい
「何!この足の感触?」と思ったら床じゃなく地面。。
家の中なのに土を踏んでいる
下をよく見ると、床が落ちて辺り一面地面だった
TVが地面にめりこんでいた。
「hone!助けて」孝子の声
びっくりして
その声の元に歩み寄ると。。。。
5箱1ケース入りのティッシュボックスが孝子のお腹の上にのっていた
なぜだか、孝子の部屋の周りだけ物がほとんど倒れていない
。。。。助けてと言うほどのもんか?
この時までもオーバーな孝子に若干引いた
すいません。。このシリーズ途中になってました
少しづつですが、記憶をたどりながら
再開していきたいと思います。
今は亡き祖父、武次が密かに撮っていた!?
地震後のアルバムが見つかりました。
何か伝える為に残したものだと思うので
記事と一緒にアップすることにしました。
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↑我が家の台所にあたる場所だったと思います
昔ながらの木造住宅だったので、全壊に近かったです
この前、バフと海へ行ってきました!
我が家から海まで20分くらいです
そ~いや、昔 学校帰りによく海に行ったな~
(学校からはさらに海が近かった)
砂浜に刻まれた足跡
同じようにここを歩いてた人がいたんだな~と
この足跡は。。。
この方でした。あくびしてるよ