雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その13

2011-01-19 20:08:05 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

弟がいなかったので、妹と再びhone家に戻ると!!

 

町中に人があふれかえっていた。

この町、こんなに住んでいる人がいたの?というくらい

みんなほぼパジャマなど寝てたときの服装。

 

地震発生後から30分後、近所の方同士で

不安そうに話したりする姿をようやく目にした。

 

「火事や!!」いきなり叫び出す男性の声

その先を見ると、二階建てアパートの2階部分から

火の気があがっている。

 

「いやー!何で!!!?」うずくまる女性

きっと、その方の住んでいる家

 

「写真もまだ何も取り出してないのに。。。全部そのままなのに。。」

背中を丸め泣き叫んでいた。

横に居る、小学生ぐらいの娘さんが

うずくまるお母さんの背中を撫でていた。

 

その火をただ呆然とみんなで見守るぐらいしか出来ない状況。。。

炎だけが勢いを増して行く

何かしてあげたくても、何もできない。

 

<当時、わたしの住んでいた町=須磨は

地震発生後すぐに火事は起こらなくて

数時間後、あるいは数日経ってから炎があがる家がほんと多かった。

漏電の影響かと思われる。>


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その12

2011-01-19 19:47:40 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

弟の住んでいるアパートに着いて呼び鈴を押すと

反応なし。 が、ドアは半開きだ

 

兄弟の特権!?で強制的に入ってみた。

いない。。。多分、友達のところに行っているのだろう

(しょっちゅう会っている仲の良い友人がいたので)

 

弟のアパートは、後日こんな黄色い紙が貼られていた

これは、警告書といって倒壊しそうな恐れがある家に貼られる紙

危ないから立ち入らないでね!というものだ

 

木造家屋の家はわりと貼られている家が多かった。

 

事態が大きく変わったのは、この後再びhone家に帰ってからのことだった


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その11

2011-01-19 19:37:16 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

お隣の町まで、hone妹と一緒に様子を見に行った。

この時、よく考えたら二人ともパジャマのままだったような気がする

でもあの時、着替えうんぬんより

それが普通だったんよね。そこまで考えつかないというか。

 

honeの住んでる町から、お隣の町までは15分程

やはり至るところにガスのニオイが充満してた

人影はまばら

妹と「今、いったいどういう状況になってるんやろう?」と話しながら歩いた。

 

テレビも見れないし、電話も通じなく通信手段が全くないので、

今これが全国的な状況なのか。世界的に起こったことなのか、ここだけで起こっていることなのか

それさえも分からなかった。 無人島にいるような感じさえした

 

薄暗い景色は段々、空の明るさで照らし出されたきた。

崩れた幼稚園の門。 真ん中部分だけが大きく凹んでいる高層マンション

亀裂の入った地面。 びっくりしたのは山陽電車の駅舎が壊れていて

線路がぐねぐね曲がっているんよね。。 電車もひっくり返っている。

 

弟の住んでいるアパートに到着した


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その10

2011-01-19 19:22:26 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

やっと出れた外の世界は、やけに静かで

隣に住んでいる母・良子の家を訪れてみた

良子の家は、物がいくつか落ちてきた程度で

父・母・妹は無事だった

 

が、当時良子家で飼われていた猫が地震の揺れにビックリして

二階の窓から飛び降り行方不明になったらしい。

(※この猫は、2週間後に帰ってきた)

 

honeの弟は一駅離れたアパートに住んでいたので

様子を見に妹と一緒に行ってみる事にした。


ドッグフードの切替

2011-01-17 20:22:05 | ワンコとかニャンコとか♪

皆様、あの日のこと~1.17阪神淡路大震災の記事アップが

遅れてしまいごめんなさい

 

実は昨日、モモ&バフに新しいドックフードを与えたら

合わなかったみたいで「オエ~」っと嘔吐が激しく

かかりっきりになってました。

 

自然食フードで、食事中

食べっぷりもよく安心していたのですが

数時間後えらいことに。。。

ワンコによって合う、合わないがあるのかなあ

 

今日、フードを元に戻したら大丈夫でした。

 

モモ&バフに悪いことしたなあ。。。

ごめんねえ。。。

 

なので、少しづつになりますが

記事をアップしていきますね。


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その9

2011-01-15 23:04:56 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

が!シャッターが開かない

地震の強烈な揺れで歪んでしまっているようである

 

何度かチャレンジしてやっと開いた。

外の世界は信じられない光景だった。

ガスのニオイが充満。

崩壊している家。

大変な状況なんだけど人があまりいなくて

不思議に静まりかえっていた。

 


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その8

2011-01-15 22:53:27 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

うるさい孝子のお腹にのったティッシュボックスをどけると

「のっかった荷物の重み(←多分ティッシュボックスのこと)で動かれへんかった」

 

いやいや、あなた。それただのティッシュボックスですから!!

 

この時、飼っていた猫がいるのだけど

いつもいる部屋に見当たらない

辺りを探してみると部屋の隅っこに丸くなってふるえていた。

よかった無事だ!!

 

表玄関前につないであるワンコロも無事だった

ただ、その横は天井の瓦が全て落ちていた

ワンコの居る場所がもう少しずれていたら。。。

危なかったと思う

 

ほんと、今も思うんだけど

生と死は隣り合わせで、その時たまたま何をしていたか?どこにいたかによって

運命が大きく変わってしまう

 

客間に置いてあるピアノが大きく斜めに移動していた

これ、家に運ぶとき大人4人でやっと運べた重さなのに。。。。

 

とにかく家の外に出てみよう

裏玄関でもある

お店のシャッター(この時、自営業)を武次と開けてみることにした


あの日のこと 1.17阪神淡路大震災 その7

2011-01-15 22:09:06 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

武次の無事を確認したあと

廊下らしきところを抜け→台所→リビング→孝子の部屋へと向かった

(当時、honeが住んでいたのは木造住宅の平屋だったので

こうしないと孝子の部屋まで辿り着けない感じになってた)

 

途中、驚いたのが我が家が断面図のようになくなっている場所があったこと

お隣の家が丸見えなのである。もちろん向こうからも丸見え

目の前は天井が落ちてるので瓦の残骸が積み重なっていた

リビングに辿り着くと、足がやけに冷たい

「何!この足の感触?」と思ったら床じゃなく地面。。

家の中なのに土を踏んでいる

下をよく見ると、床が落ちて辺り一面地面だった

TVが地面にめりこんでいた。

 

「hone!助けて」孝子の声

びっくりして

その声の元に歩み寄ると。。。。

 

5箱1ケース入りのティッシュボックスが孝子のお腹の上にのっていた

なぜだか、孝子の部屋の周りだけ物がほとんど倒れていない

 

。。。。助けてと言うほどのもんか?

この時までもオーバーな孝子に若干引いた


あの日のこと~1.17阪神淡路大震災~その6

2011-01-15 21:52:42 | あの日のこと1.17阪神淡路大震災

すいません。。このシリーズ途中になってました

少しづつですが、記憶をたどりながら

再開していきたいと思います。

 

今は亡き祖父、武次が密かに撮っていた!?

地震後のアルバムが見つかりました。

何か伝える為に残したものだと思うので

記事と一緒にアップすることにしました。

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↑我が家の台所にあたる場所だったと思います

昔ながらの木造住宅だったので、全壊に近かったです


砂浜

2011-01-15 21:24:59 | ワンコとかニャンコとか♪

 

この前、バフと海へ行ってきました!

我が家から海まで20分くらいです

そ~いや、昔 学校帰りによく海に行ったな~

(学校からはさらに海が近かった)

砂浜に刻まれた足跡

同じようにここを歩いてた人がいたんだな~と

この足跡は。。。

 

 

この方でした。あくびしてるよ