ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

【多少ネタバレあり】さらばあぶない刑事

2016-02-14 02:23:11 | 日記
本願寺月光蟲です。

さらばあぶない刑事を観てきました。
映画、音楽の話は苦手なんですが感想を。
あぶない刑事はとりあえずは現役世代です。
あぶない刑事に限らず、勿論松田優作の探偵物語、藤竜也、柴田恭兵の大追跡、藤竜也と草刈正雄と柴田恭兵のプロハンター、同じチームのドラマは大好きで。
探偵物語以外、プロハンターと大追跡もあぶない刑事も舞台が横浜。
探偵物語は確か渋谷あたり。

とにかく横浜がカッコイイ描写のシリーズでだめ押しがあぶない刑事で。
神奈川の治安は舘ひろしと柴田恭兵が守ってるわけ。
そんで、私世代は仲村トオルが兄貴的な感じだったわけで、あぶない刑事の仲村トオルのパシリな役回りはとにかくたまらないわけ。
喧嘩強いトオルがあぶない刑事だと新米でただのお調子もん。
それが良く。

長年、田舎もん気質の私は横浜あたりはやはりいつ行っても刺激があり、なおかつあぶない刑事も含め、歩く場所歩く場所みんな一連のドラマでみてきた。

ラストのあぶない刑事は、スタッフも同じだしね。
みんな同じだけど年齢は上がってるわけで。
ストーリーは過去のあぶない刑事を超えててふざけなシーンは少ない。
だけど、適当さもやはり健在。
うん。

あぶない刑事のラストはもちろん、探偵物語やプロハンターの最終回に繋がるような感じで。
アウトロー刑事モノ最終章な出来。
スタッフなんかもあえて昔のセンスを入れて喜んでたりする空気。

ジャニーズやバーニングやAKBも相棒あたりのドラマも良いけど、最近はいちいち言い訳?てのかな?
社会的なメッセージやキチガイの描写が入るんですよね。
だけど、あぶない刑事は芸術皆無、荒唐無稽などんぱち。
完全に娯楽のみを追求してる。
潔い上に映画やドラマをはじめてみて面白かった記憶が蘇ってきます。



考えてみたら、適当にみれる日本のドラマや映画は誰が出ていようが、何かしら作家性を出してる。
そんな中映画館でかなりの動員のあぶない刑事。
やはり、みんな純粋に頭悪いというか、お話をお話として観て楽しむのに飢えてる時代なのかもしれませんね。
昔、あぶない刑事の映画1作目の時は「なんの意味もない映画」と新聞から評論家に叩かれてた記憶ある。
が、今は逆だよね。
監督やスタッフや役者がプライドばかり高くなって、芸術や名作的なもんばかり撮るか、保険かけて原作があるもんばかり。

オヤヂやばあさんばかり出てるあぶない刑事はリアルタイムのガキどもに「自分たちの感性はあまり間違ってなかった」と納得できる出来でした。
だっていまだに劇場版できるドラマなんだし。
しかも、みんな同じメンツ。
すげーことです。

あと、ラストのゲスト、吉川晃司が良い演技。

とにかくラストシーンは良かったし、神奈川に住みたくなる出来。
神奈川の平和はタカとユージが、、なあんてリアルに思ったり(笑)

長いシリーズも終わりです。
歳とったよなあ、、、。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする