【攻撃は】第2節 大分－いわき【最大の防御】

ホームゲームでしたが研修旅行に参加していたため欠席でした。DAZNで追っかけ再生で確認しました。

 

いわきFCは田村体制を継続し、より強度を増した印象が強かったですが、トリニータもそれに上回るくらいの強さを見せつけていました。前半からサイドの攻防は見ごたえがあり、複数が絡んでのコンビネーションで主導権争いを繰り広げられていました。特にペレイラ、有働、吉田が絡んだ右サイドは完全に制していたという印象があり、何度かチャンスを演出できていました。有働のシュートが決まっていれば文句なしでしたが、シュートを打つ姿勢やコースについては完璧だっただけに、次のチャンスに期待ということですね。

 

後半になり運動量も落ちていく時間帯も出てくるが、そこでひと際輝いたのが吉田の運動量。前半からハードワークしていて、さらにロングスローをしたりといろんな筋肉を刺激しているにも関わらず、後半に入っても強度を全く落とすことなく躍動してくれました。その頑張りをゴールで報われてほしかったのですが、残念ながらお立ち台はお預けとなりました。ただ現地にいたサポーター達には間違いなく吉田の存在はヒーローのように感じたし、またトリニータの試合に行きたいと思えたのであればきっと吉田の存在が大きいものになるだろう。

 

守備は今試合もシャットアウトとなりました。濱田の安定感や、デルランやペレイラ、藤原がコントロールして跳ね返しているという背景もあると思いますが、一番の要因は榊原と天笠が広範囲にプレッシャーをかけ続けているという面にあると思います。相手に自由を与えさせないことでプレーの選択を制限させ、精度を欠くことだって期待できる。最終ラインからしたらそこまで難しいことはやらずとも、気づけば90分が経過しているとかそんな感覚になっているに違いない。見ているほうも時間があっという間に経過しているという感覚になり、全く退屈にならないのはスピーディーなサッカーを体現できているからこそである。攻守の切り替えが素早く、スイッチを入れられるボランチがフル稼働できているから相手も前を向きづらいと感じているかもしれない。攻撃は最大の防御とはまさに今にトリニータに向けられた言葉かもしれない。

 

開幕から2試合で理想的に勝ち点を積み重ねてきていますが、ホーム2連戦だからこそ全力を出し切れているという説もあるかもしれません。

次のアウェイ仙台戦は間違いなく移動による疲労はあると思うし、これまで通りにうまく進まないこともあると予想されます。その状況で結果を残すことができれば、チームの仕上がりは本物ということでより確かな自信に繋がると思います。

 

私はアウェイ仙台戦に現地参戦します。意外にも、仙台とは過去に28回対戦を行っていますが、この試合が対ベガルタ仙台の初観戦となります。ほとんどのクラブがトリニータとの試合で観戦済みで、観戦したことのないクラブは全てトリニータとの対戦がないものばかりです。意図的に避けてきたわけではなく、本当に偶然に偶然が重なった結果となります。

よりによってドームでもユアスタでもなく、初観戦がキューアンドエースタジアムみやぎ(宮城スタジアム)になるとは正直思っていませんでした。まあ宮城スタジアムに行ける機会なんて今回を逃したら二度とないと思ったので、無理やり日程を調整したんだけどね。サッカー観戦には不向きとされる宮城スタジアムですが、純粋にトリニータの勝利を楽しみたいと思います。

 

 

最後にこれだけは言わせてください。

50分の谷村のシュートは濱田のビッグセーブにより阻止したが、その前に笛がありフリーキックの判定となった。万が一谷村のシュートが決まっていたら得点が認められたかについては、正直な話、私は答えを知りませんでした。この記事を見る限りだとゴールは認められないということで間違いなさそうですが、その説明をしてあげるのが解説の役割なのではないかなと思います。ルールを知らない立場なので偉そうなことは言うべきではないですが、「ゴールなってたらどうでしょうね？」とサポーターと同じ目線で語るのではなく、ズバッと説明できれば増田さんの評価もおのずと変わってくるのかなと思いました。

 

 

じゃこの辺で