田坂和昭

ストレスが溜まるくらい疲れている中ですが、更新します。


ついに、発表されましたね。


田坂和昭監督　解任のお知らせ


申し訳ない気持ちはあるが、率直な感想を言うと安堵の表情でいっぱい。こうでもしないと今のチームの状況って変われないと思っていたから。

誰が決断したのか定かではないが、よく判断を下したと思う。



もちろんこれまでの功績は、トリニータの歴史を動かすくらい貢献してくれた。

2011年に就任し、ファンボサッカーにうんざりしていたトリニータサポーターにサッカーの楽しみを取り戻すサッカーを展開してくれた。この年の監督が田坂監督でなければ、トリニータは本格的に終わっていたといっても過言ではない。
結果として、森島を2桁得点できるくらいに成長させ、前俊をJ1に個人昇格させる手腕を魅せてくれた。

2012年、昇格支援金が集まり県民からのプレッシャーが高まる中でも物怖じせず、難敵千葉を倒しJ1昇格を決めた。
ここまでの田坂監督の功績は、シャムスカに次ぐレジェンドクラスの存在だった。

2013年、久しぶりのJ1は全く歯が立たなかった。監督の実力もそうだし、選手やフロント、サポーターの力など全てにおいて足らなかった。ここでの経験は監督人生の中でもかけがえのないものだと本気で思ってた。
この時点では、監督続投は大いに賛成であった。

2014年、再出発をかける戦いは思うように楽ではなく、内容が伴わない試合が多かった。
林やラドン、ダニエルが入ってから幾分まともになったが、結果としてプレーオフ圏内には届かず。
正直ここで手を引いていればまだ監督は円満な気持ちでトリニータを去れたと思う。


そして2015年、優勝を目指す監督は勝負に出た。

・キャンプ中はフィジカルよりも戦術理解を重視した。

・3バックと4バックを併用する。

・縦に早いサッカーを目指す。


結果としてどれも裏目に出た。先人の知恵を逆らってフィジカルを怠った結果、シーズンが始まると走り負けるシーンが目立った。
かといって3バックと4バックの理解度があるかと言われればそうでもなく、結果的に言えばどれも中途半端な理解度になってしまった。
縦に速いサッカーは、前回も言ったとおり今年体現したのは磐田戦の風間のゴールくらい。

監督の言った勝負はことごとく裏目に出て、そして今日責任を取る形となった。



人間的に悪い人ではないと思うが、少し神経質なところがあまり支持を受けなかったのかなと思ってる。まるで僕の上司みたいに。
選手としては監督を漢にさせたい想いはあったと思うよ。解任を願う選手も中にはいたと思うけど（笑）


とはいえ、次の監督が決まるまではまだ引き締めなければいけない。前田浩二のようなとんでもない人が来られても困るし。

そこで、思いつく限りであるが監督予想をしてみました。


◎本命
・川勝良一　監督としての実績はあり、厳しさを兼ね備えているから結果を残すという意味では適材といえるのではなかろうか。

・水沼貴史　MDHを見る限り、トリニータの分析はしっかりできているようだし、大分という環境にはすぐに順応できると思う。息子の観戦も近いし（笑）
ネックなのは、解説としての評価も高いからスカパーに説得する必要がありそうなところ。


○対抗
・城福浩　現在フリーの監督の中では一番の大当たりだが、さすがに望みは薄いか。

・松山博明　監督代行時に浦和を破り、監督を願う声は多い。今フリーなのかな。

・早野宏史　監督として微妙な声もあるが、トリニータはリーグ戦では早野監督に勝ったことがない。ココがポイント。マリノス時代は2試合で8失点したし。


▲単穴
・岡中勇人　OBにやってもらうのがサポーターとして嬉しいけど、ちょっとギャンブルかな。

・浮氣哲郎　同上

・篠田善之　福岡をJ1に昇格させた手腕を持つ。そしてJ1で通用しないところが田坂監督と被る。


☓大穴
・武田修宏　話題性はあるがJ3へ最も近い選択ともいえる。

・松木安太郎　テレ朝が手放さない。



言っちゃ悪いが、久々に監督予想する楽しみが出てきた。というより、トリニータが外部から招聘するのは外国人以外あまり例にないような。J2初年度の石崎監督まで遡るのではないだろうか。


あくまで予想であり、この中から出てくれば俺としては嬉しい。ちなみに、柳田さん継続という選択肢は俺の中にはない。どちらかというと強化部で頑張って欲しい。


最後に、田坂監督今までありがとう。もう一度感謝の言葉をシーズン終了後に言えるようにしたい。そのためにまずは残留だ。


じゃこの辺で