le temps et l'espace

「時間と空間」の意。私に訪れてくれた時間と空間のひとつひとつを大切に、心に正直に徒然と残していきたいなと思います。

里芋とこんにゃくの煮物

2011年01月16日 | 今日のごはん


鍋に出汁を入れて沸騰しかけたくらいで里芋を入れます。酒と塩を入れてしばらく蒸かします。里芋のぬめりでちょっと泡が立ちますのでお玉で掬い取りましょう。適当なところでこんにゃくを入れてさらに弱火で煮て、最後にしめじを入れます。ぐつぐつしてきたら弱火にして味噌を入れて残った出汁で溶きます。もうひと煮立ちさせて出来上がり。
パンチの利いた濃い味にしたければ辛口の味噌で煮詰めれば、優しい味にしたければ白味噌でコトコトと。自由自在です。今日は優しい味にしたかったのですが白味噌がなかったのでたまたま家にあった沖縄の豚肉味噌という瓶詰めのものを使ってみました。甘味をつけてあるので、パンチは利いていませんでしたが、ちょっと味がぼやけてしまいました。

ちなみに上のねぎは撮影用です。彩りがないなと考えていたら、もう一品に使おうと思っていた長ネギの青いところが居るではありませんか。絶好の助っ人です。
上にのっかってもらって無事撮影終了。

今年の冬は本当に寒い。作るものもついつい、煮物のような温かいものになってしまいます。
ちなみに、これは先日の「刈穂」でいただきました。刈穂を開栓したのは元日だったのでその後の味を心配しましたが、角がとれて美味しくなっていました。あらばしりだから、日数が経つと落ち着いてくるのかもしれませんね。常温に近い温度でいただきましたが旨みはそのままに、少し熟成していて二度楽しめました。