倉敷科学センターの観望会に友人と参加してきました。参加者は130名とのことでした。ここのドームには50cmの望遠鏡が設置されています。今日の観望会には25cmクラスの望遠鏡を含め5台をボランティアが操作していました。ココは眼視メインで観望会をするそうですが、初代ユニステラも用意されていました。私の持ち込み機材は電視観望をすべくいつもの二刀流セットです。
ここは2年前に『星のソムリエ』の資格をいただいた場所です。その最終観望会テストに今回使用したSPACE BOXも持ちこみましたが、その時はあいにくの天気で十分に活用できていませんでした。今日は、子供たちにのぞき込んで頂き、『宇宙が見えるだろう』などと話しながらの説明です。通常のアイピースだと『見えないよう~』などと言われて困ることがあるのですが、今回は3歳児ぐらいの子供でも『みえた』と満足げな様子。電視観望もモニターをみせるより、やはり覗く方が「見たぞ」との満足度は高い様子。客が減ったところで、今日の記録にスマホで写真をどうぞと案内です。
今日はスタート天体をオルバース彗星(7等級)にしました。僅かながら尾も見えました。私も初めての導入です。電視観望は珍しいのか、かなりの人の列があり、途中で天体の変更が出来ずかなりの時間を割きました。『ほうき星はめったに見えないからね』などと、希少性をアピールして、観望会に参加したことに満足度を上げます。
観望中に撮影したものです。
今日は19時50分頃に北極星が見えて、最終極軸セット。終了時間は20時30分ですが、10分延長の40分まで観望会が出来ました。実質50分間しか観望が出来ませんでしたが、彗星以外にもM87(ジェットは見えず), M57, M27, M8 とメジャーな天体を導入です。
1週間後に高松で観望会があります。今日はその予行演習になりました。