髙松市内で以前のロケハン中に気になっていた場所でカノーブスを確認に行ってきました。今シーズンのカノープス撮影もまもなく終了です。南中通過の撮影もここ数日しかチャンスがありません。先日彗星の撮影できたので、目標をカノープスに切り替えて出かけました。
夜間のロケハン必要でした。到着してみ.ると、真南方向が煌々と照らされています。水上ゴルフ練習場の明かりのようです。あきらめ半分で撮影することにしました。写れば良しということで、1分毎に1コマ撮影にしました。双眼鏡をもっていくのを忘れていたので、まず高度的に見えるのだろうかという不安があり、さらにこの明かりの中で写るのだろうかという2つ目の不安もあります。
Canon 6D 73mm(70-200) F4.5 iso640 2秒
いつもの設定の焦点距離70mmからずれていました。
上下をトリミングしています。
適当な露出で撮影し、カメラのモニターでみても見えません。取り合えずシャッターを切って帰宅しました。帰宅後PCのモニターで見ても見えません。その後SiriusCompで処理して初めて見つけました。山の稜線を強調するとわずかに上を通過しています。この場所でのカノープスの高度は3.00度、真南の山の高さは2.9度余です。絶妙な観測場所になりました。
前の拡大写真です。
ここは夜半過ぎのゴルフ場のライトが消えている時期に、月明りで稜線を浮き上がらせば面白いカーブス通過写真になりそうです。
