





11月中旬になると、オンドルの暖房が使われ始める。私の泊まっている所もオンドルの床暖房で暖かくなった。そして、その寒さの時期になると韓国の風物詩であるキムチ作りで市民はあわただしくなる。
学生街にあるファーストフード店で食事をした。店員さんがメニューを片言の日本語で説明したが、私は理解できずにどうしたらよいのか判らなかった。その時、調理場から次々に運ばれてくる料理ををみて激辛ラーメンに決めた。キムチはおかわり自由である。飲食店では、どこに入ってもこのように日本で言う「つきだし」がある。食事をする時には、その「つきだし」にキムチ以外に、どんなものがあるのかを考えながら注文すると経済的である。このように各家庭で食べる分の含めるとキムチの消費量は莫大である。
日本に帰ってから、私は韓国料理のランチセットにはまった。料理もさることながらその空間がなんとなく異国情緒があって楽しい。教室に通ってキムチ作りにも挑戦した。なかなか難しくて私の自慢料理になるかは定かではない。