庭の彼岸花は完全に咲き終わったが、近くの公園の彼岸花は咲いていた。
桜の木の下に植えられていた彼岸花。
見ごろになっていた。
昔は田舎ではどこでも見られたが、今では田んぼの土手などではあまり見られない。
あっても人為的に植えたであろうというのしかない。
もっとも、彼岸花の球根が売られているというのが驚きだった。
「そこら辺にあるだろう・・・」という考えだったから。
でも、今はないのだ。買わないと手に入らない花になってしまった。
ある場所にまとめて植えて、一面に赤い絨毯のように咲かせるのがはやった。
巾着田もそうだが、今はあちこちで彼岸花の名所になっている。
土手の彼岸花、お寺の庭の彼岸花など。幸手の権現堂も彼岸花がきれいだったのを覚えている。