ほっと ひと息

ようこそ
ほっとスペースへ

「話す」は「癒す」
平穏な日々を過ごせるよう、
一緒に考えましょう

精神科医療の歴史

2018-02-10 00:23:44 | シェア
職場のPSWさんに紹介して頂いた本。

『【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況』

    



呉秀三さん、今から100年ほど前の精神科医です。

「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに、
この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」

という有名な言葉があるそうですが、初めて知りました。
呉秀三医師も初めて知った次第です。


この方、当時、精神病者を私宅で監禁することを強制する精神病者監護法を廃し、
新しい法律(精神病院法)を作り、病者を病院で看るという形を目指そうとしたそうです。


PSWさんに本を見せて頂きながら、Dr.も含めて話をしていたのですが、
精神疾患患者が医療を受けられるようになって、まだ60年程だそうです。
戦後から医療にかかるようになっただけで、20年程前迄でも、私宅監禁されていることもあったとか。


精神科医療の歴史を垣間見ました。
少しばかりショッキングでした。

知らないことがいっぱいです。



  

いつもご訪問下さり、
ありがとうございます。




ランキングに参加しています。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ









コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。